閑話小話 154 これぞリゾート特急 251系「SV踊り子」

皆さま おはようございます

少しだけ暑さが和らぎましたでしょうか?!
まだまだ涼しくなってくる時期ではありませんが、1-2日でもホっとできる気温になってくれると身体がラクですよね。避暑地に出掛けることもままならなくストレスも溜まります。もうちょっと気温が落ち着いたら出掛けてみようかと考えています。。。

さて今回ですが、251系「スーパービュー踊り子」を出してみます。
去年の今頃は2回くらい伊豆に出掛けたかと思います(車でですが)。今年もいつか行きたいですね・・・車で釣りもいいですし、サフィールに乗ってみるのもいいですね。いずれにしてもお出掛けしたい!

251系「スーパービュー踊り子」

この先頭車の形状に心がトキめきます!

1990年に「スーパービュー踊り子」として営業運転を開始しました。
「乗ったらそこは伊豆」をテーマに伊豆観光に特化した車両設定となっています。旧来の185系が特急列車として若干見劣りする部分があるため、(伊豆急の「リゾート21」に対抗する目的として)ハイグレードな車両を製造したのかと思います。

機器類・台車は常磐線特急用の651系に準じたものが採用され、最高速度は120km/hとなっています。伊豆急線内での連続勾配に対応する抑速ブレーキと、客室スペースを大きく取ったことからパンタグラフは折り畳み面積の小さい下交差型がJR東日本の在来線で初めて搭載されているのも特徴ですね。

2002年にリニューアルが施され、グリーン車を除き回転クロスシートとしモケットを青(オーシャンブルー)と赤(ハイビスカスピンク)に換え、東京方展望席もシート交換、シートピッチ拡大し4列から3列となっています。あとは外装の塗色変更ですね。旧塗装はアジュールブルーとフューチュアの2色でしたが、飛雲ホワイト(と言うそうです)・エメグリ・ライトブルーに変更されています。2007年に再びリニューアルを受け展望席が2列となりました。

伊豆特急 再編

伊豆特急の再編が急ピッチで進んでおりますね。
2020年3月にE261系による「サフィール踊り子」の導入と251系「スーパービュー踊り子」の廃止が発表されました。251系の引退記念イベントについては、色々計画があったようですがコロナ禍の影響によりキャンセルとなっています(表向きは・・・)。そして、「踊り子」用の185系がE257系への置き換えは進行中でありますし、先日は2500番台が駿豆線に乗り入れたそうですよ。2000+2500番台併結が見られるのは間もなくなんでしょうね!

模型はKATO・TOMIXの両社より

乗車したときの感動が忘れられません

ついにTOMIXが251系を出してきました。
KATOはリニューアルを繰り返していますが基本設計の古さが否めず、そこに後発TOMIXのを見てみますと流石と思わせる作り込みでした。当区にはKATOの新塗装で最新ロットがおり車端装置Assyパーツを取り付けるなど手を入れていたため、TOMIXへの乗り換えはしませんでした。ここ最近は、旧塗装をKATOにして、新塗装はTOMIXにしたいなどと妄想が広まっています(笑)

両社ともに、よくこの先頭車の複雑な形状を模型化できたなと感心します。上部の補助灯が点灯するのは後発のTOMIXですが、室内灯プリズムの薄さや構造には鳥肌が出ます。。。KATOも赤・青に着色された座席パーツが室内灯映えするので走らせがいがありますよ。

どちらも情景のある貸しレに持ち込みたくなりますね!
自然光を多く取り込んだ明るい画が撮りたいですが、ビル群を抜ける夜景もいいかもですよ。

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独特な先頭車形状でダブルデッカー

最近は東海道本線に限らずですがステンレスで無機質な感じ(E217/E231系など)がする訳ですが、251系はこういった車両との離合に欠かせない車両で、一般的な特急型以上の華やかさがある車両ですからステンレス車も際立つんですよ。これは実車も模型も同じかと思っています。

E261系もいい車両かと思いますよ。まだ見ても乗ってもいないのですが、E257系のような軽さを生かした加速感が味わえそうな気がします。251系の重厚感とは感覚が違うと思いますね。
どちらが良いか悪いかって話ではないのですが、私のような年代になると485系に見たような重厚感=特急みたいな錯覚、感覚が残ってますので・・・どうかお許しください!(笑)

E261系「サフィール踊り子」には、251系の後継として伊豆リゾート特急の重責を果たしてもらわねばなりません。近いうちに乗りに行かねばなりませんね!

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    おはようございます。
    誰もがそのスタイリッシュな姿に驚愕しましたね。国鉄スタイルにはなかった、そして
    ライバル会社の伊豆急や小田急も出さなかった
    車両でしたから、乗車意欲も増したと思います。
    1980年代後半の、「未来の電車構想」の中から
    飛び出して来たような電車、
    2020年代の「未来の電車構想」を考えると
    楽しくなりますね。(笑)

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      驚愕しましたね~・・・
      伊豆に行くというよりSVOに乗りたい気持ちの方が強かったです。
      JR東の車両はどれも似たり寄ったりで、私鉄特急の方が面白いのが正直な感想です。。。
      でも新車登場時は毎回楽しみですね!

  2. 南武蔵野線 より:

    デビュー当初、かなり奇抜なデザインでしたので、時代の先取り感がたまらなかったのですが、中身も比較的近距離な列車向けらしく、バリエーションのある座席が特長的でしたよね。
    ここで世代交代ですが、何となくSVOの方が高級感と遊び心を感じる気がするので、模型でしたらこちらの方が欲しかったりしますね。

    • 南武蔵野線さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      模型映えするんですよね~
      走らせていて優越感に浸れると言いますか・・・
      サフィールの模型化は嬉しいですが買うかまだ決めてません。
      251系の存在は偉大だったなと実感しています。

  3. ビスタ2世 より:

    251系はリゾート特急として完成されていましたよねぇ~♪
    ラーメンで言えば「全部盛」考えられるすべての要素が1編成に盛り込まれていて。
    これがなくなったのはすごく残念です。

    サフィールは、確かにデザインなどは251系に劣らず、圧倒的な存在感がありますが、、、、「全部盛」ではなくなっているような感じがします。時代の流れで効率化やバリアフリーが進んでいるんでしょうねぇ~。

    それでもサフィール!!買います!(笑)

    • ビスタ2世さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      晩期ギリギリでしたが乗車できてよかったです。
      下田までの数時間は至福でしたね・・・
      (アイスは食べそこないましたが)
      サフィールのヌードルバーは気になりますが・・・全部盛はなさそうですね(笑)
      模型化は嬉しいですが、買うかは迷ってます・・・