皆さま おはようございます
これぞ秋晴れ・・・いいお天気ですね~
洗濯・掃除がはかどりそうですね!(掃除は苦手ですが・笑)
35℃を越えた夏の暑さは何処に・・・一気に涼しくなりました。夏らしいことしてないだけに寂しさだけが残ります。せめて模型弄りで旅行気分を味わいたいものです。
さて今回ですが、165系で運行された急行列車の中でも特に有名なのが「アルプス」でありますね。避暑地に旅行に出掛けた気分だけでも味わえたらと思います。
165系
国鉄初の直流急行型電車として開発された153系を踏襲し、勾配・寒冷地向けに開発されたのが165系で1963年から営業運転されました。首都圏から新潟・長野・松本方面への電化が完成し、電車による優等列車の運行が計画されました。が、連続する勾配や寒冷地の路線に対応するには、東海道本線の平坦で暖地向けに開発された153系では不適であり新型式165系の開発に至ったわけですね。
車体は153系をほぼ踏襲していますが、出力は20%アップ、抵抗器も増強され、勾配抑速ブレーキを搭載するなど寒冷地・積雪地での運用に備えたものになり、MT比1:1でも25‰勾配を登坂できる性能を持ち合わせています。後に平坦で温暖な路線でも運用されることになりこの仕様が標準となりました。
中央東線の急行列車
1963年から営業運転が開始されたのですが、新前橋所属車による準急「かいじ」と普通列車が中央東線最初の運用となりました。1964年に三鷹に新製配置され、新宿ー上諏訪間の急行「たてしな」を投入、1965年松本電化に伴い「たてしな」は「アルプス」に吸収され発展的解消されます。松本運転所には50両もの新製配備と三鷹からの転属、153系改造車が投入され、DCアルプスを置き換え、サハシを組み込んだ8+4両の12両編成により中央東線の急行電車一時代を築くことになります。
「アルプス」だけでなく、甲府発着「かいじ」、富士急線直通「かわぐち」、飯田線直通「こまがね」、身延線直通「みのぶ」と国鉄らしい多層建て急行列車が設定されていました。ちなみに「みのぶ」だけは甲府駅の構内配線の関係で新宿方に併結されました。
基本編成に組まれたサハシ165(ブッフェ)とサハ164(売店)ですが、ブッフェの営業は1976年で中止されますがサービス電源供給用の発電はサハシ(サハ)から行っていた関係で編成から外すことができず、1980年代の185系新前橋投入により余剰となったクハ165でサハシ(サハ)を置き換えることになります。
避暑地や山々へ向かう人々に愛された列車でしたが、残念ながら1985年に臨時列車へ格下げされ、1986年には中央東線急行列車が全廃されてしまいました。165系は波動用とローカル用に転用されたほか、日根野電車区に転出され客車列車を置き換えています。
模型はTOMIX・KATOより
長くTOMIXが製品化していますが、数年前にKATOが新規金型で出してきましたね。あまりの完成度の高さにKATO製へ乗り換えようか真剣に悩みましたが、TOMIX HG規格品へかけたコストを鑑みると・・・もう1歩踏み出すことができませんでした。
当区のTOMIX 165系は新旧ロット混成編成で、よく見ると湘南色の色味が異なります。オレンジは新ロットの方が鮮やかなように見えますね。こんな変化があった方が実車っぽくていいのかな、なんて思っています。動力は非FWでしたがFW動力に、T車は数両ですが新集電台車に置き換えています。先頭・最後尾にくるクハ・クモハは新ロットとなるように組成しました。その方が種別幕がより白く見えていいですからね。
当区標準仕様の室内灯ですが、TOMIX車12両編成では純正品のコストが捻出できないのと、重量が無視できないので自作品を搭載しています。真っ白い灯りになり室内がよく見えるようになりましたので、青いマステで座席のモケットを表現してやりたくなりました。
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「アルプス」は見たことはあるのですが乗車したことがないですね。幼少時に高尾に居りましたので、オレンジの103系と山スカ115系ばかり見ていました、たまに見る湘南色に目を奪われたものです。
165系に乗車したのは急行列車自体の廃止後、つまりローカル線区の普通・快速に格下げ後ですが、大垣夜行とシュプールで乗車し腰がやられたのを覚えています(スキーは楽しかったですが、その日に帰ったので疲れました)。叶うならまた乗車したい車両ではありますが、長距離乗るには自信がないかもしれません(笑)
今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~
コメント
おはようございます。
朝は一枚上っ張りが要りますね。
オッサンになると朝早く起きてしまいますので、カーディガン着てます。
中央本線の名列車「アルプス」、
「パノラマエクスプレスアルプス」まで進化しましたね。昔は今と違い、
コンビニなんてありませんので、
急行列車のビュッフェも繁盛したと思います。ビュッフェ営業は無くなっても「サハ」は座席確保で必要だったのですね。車両の中央に出入りドア、反対側の厨房の窓…。
電車急行のビュッフェは見所満載ですね。血が騒いじゃいます。(笑)
クモハ489-901さま
おはようございます
コメントありがとうございます
朝はシャツ1枚では寒くなってきました。
ましてバイクに乗るので上着を着ることにしました。
急行アルプスのブッフェでは信州そばが提供されたそうですよ。
食べてみたかったですね~
俺が165系に初乗車したのが、平成になってからの大垣夜行の上りのグリーン車だったんだよね❗️。だから急行アルプスには、雑誌でしか見たことが無いですね❗️。しかも、アルプスは、夜行もあって、サハシ165型は、指定席と自由席を分けるための役割を担っていたらしいですね。【昔の鉄道ジャーナルの記事に書いてあった❗️】。でももし、もう一度乗れるのなら、夜行急行アルプスに乗って見たいですね❗️。
サイトウシンイチ、46歳さま
はじめまして
こんにちは
訪問・コメントありがとうございます
初乗車はグリーン車だったのですね・・・羨ましいです!
サハシで蕎麦でも食べてみたかったです。
また是非お立ち寄りください!