閑話小話 228　ボンネットとゲンコツ「能登」

皆さま　おはようございます

昨日はクルマの修理でディーラーに行ったくらいでノンビリしてました。最近のクルマはセンサーやら電装パーツが多いので細かい異常が出ますね。経年なのか集中してますよ。まったく面倒なことです。

さて今回ですが、「能登」を出してみます。
先日入線したT18編成に「能登」のトレインマークが収録されていたのに驚き、嬉しかったです。

臨時急行「能登」

485系1500番台は、屋根上のヘッドライトが2灯で「4つ目」になるのが特徴ですね。国鉄時、北海道用に耐寒耐雪装備を強化し製造された車両で「いしかり」として運用されました。しかし、北海道の過酷な環境に耐えきれず、さらに特化された781系に引き継ぎ撤退しています。

戻ってからは雪の多い地域で運用され、「4つ目」オリジナルのまま残ったのは新潟に所属したT18編成のクハ481-1508でした。国鉄特急色に戻され、特急「いなほ」「北越」、快速「くびき野」として運用されました。ところが、JR西日本が運行する489系の急行「能登」が臨時列車化されてから、JR東日本の485系が運用入りすることがあったんですね。夜行列車だけに室内照明を減光対応する必要があり、装備のあったK1/K2/T18編成が充当されたと聞きます。

2010年3月のダイヤ改正で定期列車としての運行は終了し臨時列車化されました。週末と連休時に運行されましたが、震災の影響で運休があるなど運行本数を減らしています。2012年以降は運行予定が設定されておらず引き続き運休状態となっています(廃止ではない)。

JR西日本の489系が運用されていた時には自由席やラウンジが設定されていましたが、臨時化されJR東日本の485系に切り替わると、半室グリーン車とレディースシート含め全席指定となりました。但し、列車の運行はJR西日本の金沢列車区が担当しました。

模型はTOMIXより

先日発売されたTOMIXの485系T18編成を「能登」に仕立てました。
当区では「舞浜臨時」か「ムーンライトえちご」での運用を想定していただけに、「能登」のトレインマークが収録されているのを見て驚きましたね･･･そして嬉しかったです。

速攻で整備してしまったのですが、TOMIX HG 485系は安定の出来映えでしたが、更に細かいところに手が入れられて進化を感じさせてくれました。先頭車は連結器カバー付きでダミーとなり連結器周り(スカート周り)がより実感的に、屋根のグレー塗装は少し明るくなりましたが、こちらの方が実車に近いような気がします。屋根上機器類への色挿しなど加工に課題はありますが、そこはおいおい施工していこうと思います。

489系は「さよなら 能登 セット」でありますが、限定品のため入手が困難になっています。是非、通常品としてラインナップに追加して欲しいと思いますね。

久し振りに「能登」でも　お求めはコチラ

臨時化されてからは、あの青いイラストのトレインマークを見ていません。「能登＝ボンネット」の勝手なイメージがあるのですが(笑)、ゲンコツな1000,1500番台に青いマークも趣が変わっていいもんですね！ラウンジが無いのは寂しく感じますが、よりコンパクトな編成は模型としてもより扱いやすく登場機会が増えそうです。そして夜行列車の雰囲気を出しつつ情景の綺麗な貸しレイアウトに持ち込めば･･･最高に楽しい運転会となること間違いありません。

今回はこの辺で･･･
次回もお楽しみに～