閑話小話 266　どうなる？成田エクスプレス E259系

皆さま　おはようございます

昨日から横須賀・総武快速線用のE235系1000番台が営業運転を開始したようです。
E217系は横須賀・総武快速線専用で他路線で使用されることはありませんでした。果たして他路線(他社含む)へ転属されることはあるのでしょうか。結構傷んでいるようなので無いと思うんですが･･･。そのあたりにも注目していようと思います。

さて今回ですが、成田エクスプレスとして使用されるE259系を出してみます。
コロナ禍の影響で飛行機の発着便数が落ち込んでいますので持て余し気味ですが、新たな試みも考えているようですのでE235系と合わせて期待しているところです。

活路を見出せるか？！E259系

1990年代から「成田エクスプレス」を運行し専用車両として253系が運用されてきました。利用者は順調に増え253系の増備も行われてきましたが、成田空港が滑走路の延伸を行うことで離着陸回数を増やすことから利用者が更に増えることが見込まれました。2010年には京成が160km/h運転が可能な新線を開業させAE形スカイライナーが導入されます。JR東は253系の機器更新の時期でありましたが、京成へ対抗するために新型E259系を投入し253系を置き換えていきます。

外装は253系と同様に白・黒・赤・灰の4色が使われ、内装にはうち3色を使うことで「成田エクスプレス」のブランドイメージ確率を図っていましたが、E259系は継承しつつも更にブラッシュアップさせることを目指しています。海外からの入国者が初めて乗車する車両であることから、快適な移動空間であることはもちろん、日本文化と高品質を感じさせることを狙っています。

発着便数拡大を狙って253系より多い数が投入されたE259系でしたが、京成の攻勢により伸び悩んでいるのは否めません。そこにコロナ禍による航空機減便で成田エクスプレスも減便されています。テレワーク需要が増加していることから、車両内をオフィススペース(Wi-Fi・電源あり)として解放したりと実験的な活動がみられています。面白い試みですよね･･･次は品川でやってみたらと思いますがどうでしょうか。

模型がレイアウトに映えます

すごーく華のある車両ですね･･･
TOMIX・KATOから出ていますのでお気に入りの1本をどうぞ。
真っ赤な屋根とスモークが効いて黒い窓ガラスがシャープに見えますね。窓の周りを黒く塗装し窓が連続しているように見せるのは最近のトレンドでしょうか。TOMIXのTNカプラーはその精密さと車間短縮に大きく効果を発揮しますが、KATOのは車体間ダンパーが再現されています。この視覚的効果は大きいですよ･･･ジャンパケーブルもいい具合です。動力車の配置がTOMIXはクハなのが面白いですね、効果のほどはよく分かりません。KATOは普通に中間車です。

当区はTOMIXのを入線させていますが、模型も綺麗に塗装され再現されています。スモークの効いた黒い窓を強調したく敢えて室内灯は装備していません。実車も日中は車内が分かりづらいくらいの黒さかと思います。ヘッドライトはHIDとハロゲンの色味を分けたく、茶色マッキーで色挿ししハロゲンライトっぽく仕上げてみました(判りやすい画が撮れませんでした･･･)。

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成田エクスプレスの周りの状況が良くないですよね･･･
コロナ禍で成田空港自体が本来の役割を果たせていないのが一番です。コロナ前では、京成というライバルを過小評価したのが良くなかったですね。JRとN’EXブランドに固執し過ぎたでしょうか。(ルートは変えようがありませんけど)羽田へのアクセス向上にいち早く動くべきだったように思います。動いているようですがオリンピックにすら間に合わないようでは･･･

東京から1時間弱･･･ダイヤはカツカツでしょうが所要時間短縮に期待します。

今回はこの辺で･･･
次回もお楽しみに～