閑話小話 33　最期の夜行急行になった「はまなす」

皆さま　おはようございます

今日にも緊急事態宣言が出されるようですね～
出さないより出した方が引き締まるでしょうが強制ではないのでどこまでできるか･･･
休業補填して通勤に制限掛けないと効果は薄いように感じますけどね。日頃、お迎えのお車で移動しているボンボン政治家の方々には電車通勤がどういうものか分からないのでしょう。世間の感覚とズレまっくてるのも困りものです。

さて今回ですが、最後の夜行急行だった「はまなす」を出してみます。
先日出場した東武鉄道用のDE10が北斗星色に塗られたニュースを見ました。既に稼働している14系客車はなんと元はまなすなんですよね。まさか東武でリバイバル運転になるとは思いもしませんでした。

最期の夜行急行客車列車「はまなす」

概要

青函トンネル開通に伴い廃止された青函連絡船の代替として運行されたのが夜行急行「はまなす」であります。1988年に運行開始したそうで意外と歴史は浅いんですね。青函トンネル内を新幹線用に昇圧することにより運行されていた各列車は廃止されていきましたが、「はまなす」は「定期列車」「客車列車」「青函トンネルを走行する夜行列車」という括りでは最後の列車となりました。残念ながら2016年3月に廃止となっています。

青函トンネル内の昇圧によって従来の電気機関車(ED79・EH500)が使えませんから、「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」といった北海道内を往く列車は廃止となりました。EH800は貨物機として開発されましたし、色々な事情により併用はできなかったんでしょうね。「白鳥」「スーパー白鳥」といった電車特急も当然終了しています。

「北斗星」をきっかけに興味を持った青函トンネルと海峡線ですが、全列車が廃止となってしまったのは残念でなりません。新幹線に誘導したいのは分かりますが、関東からの移動は飛行機に叶いませんし移動手段を増やす(維持する)意味で在来線は残して欲しかったと思いますね。

車両について

JR北海道に所属する14系・24系が使用されていました。繁忙期で12両編成、基本編成は7両だったかと思います。うち2-3両は寝台車が函館方に組み込まれていました。しかし「はまなす」の面白さは座席車の方で「ドリームカー」「のびのびカーペットカー」と称される車両がありました。「ドリームカー」はグリーン車用のリクライニングが急行料金・指定席料金で利用でき、「のびのびカーペットカー」は指定席料金で横になって休むことができる(当然リネン類はなし)ありがたい車両でありました。国鉄型の古い車両でありましたが、安価な料金設定で横になれるのは良いサービスかと思います。
女性専用席の設定もあり、現在運用されているサンライズエクスプレスでそのノウハウが活かされているようです。

模型は各メーカーから

「はまなす」は確かマイクロエースが最初に製品化したように思います。当区においても改良品(ベストリニューアル)7両編成を投入しオハネ25を1両増結したのを覚えています。そしてTOMIXが、遅れてKATOが製品化しマイクロエースのは･･･市場に溢れる結果となったようです。かく言う私もTOMIXに乗り換えたクチで･･･閑散期8両編成で運用しています。室内灯はTOMIX純正(高いけど雰囲気がいいので)、エヌ小屋カーテンを貼り夜行らしい雰囲気を出すようにしています。ボディマウントTNカプラーとトイレタンク装着は当然です。機関車はED79とDD51ですがTOMIXので揃えています。ヘッドマーク特にDD51用のを入手するのに難儀しました。

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味のある列車でした。スピードは電車に敵いませんがヘビーユーザーは居たでしょうね。
今は青函トンネルが通れないのでどうしようもないのですが･･･在来線による移動を容易にした方が人の流れが滞らないように思いますがどうなんでしょうか。当然、検証した結果でしょうから諦めるしかないですね。カシオペアを再び道内に乗り入れさせる計画があるとかないとか？しかしこれはクルーズトレインとしてですから、一庶民の私には縁遠い話。

話しが逸れますが･･･
JR西日本の銀河次第では東日本も乗り出してくるでしょうね！185系改造車とか(笑)

今回はこの辺で･･･
次回もお楽しみに～