閑話小話 7　メトロ日比谷線 03系引退と13000系

皆さま　おはようございます

昨日は風が強かったですね～
日差しはあったものの風のせいで体感は寒く感じましたよ。
花粉は飛びまくりでしょうね･･･今日は「非常に多い」ですから要注意です。しかしマスクが･･･(汗)

さて今回は、東京メトロ日比谷線03系であります。
２月末に運用離脱した最後の１本が、先日館林に廃車回送されました。

初の冷房搭載車 03系

「マッコウクジラ」こと3000系置き換えのために1988年に投入された日比谷線専用の車両であります。当時の営団地下鉄は車両に冷房は搭載せず、駅やトンネル内に冷房を設置することで車内も冷やすという方法をとってきました。これは車内を冷やせば車外に温風が廃されるため熱がこもるのを避けるためです。しかし、車両の省エネ化が進んだため方針転換、車両への搭載を決め、初めて落成したのが03系であります。当時は３社乗り入れで特に混み合う日比谷線でしたが、3000系は保安装置が車両によってまちまちで、東武のみ化、東急のみ化、両方化と３種あったため運用に苦慮したため、03系には全編成に両社用の保安装置を搭載しています。※後に東急乗り入れを止めています。５ドア車も特徴ですね。８両編成のうち両端２両の計４両が５ドアとなった編成が20編成おりました。朝夕ラッシュ時に効果を発揮したことと思いますが、日中の空いている時間帯は座りたいのでなるべく避けていた車両だったりします(笑)

最後に残った03系136編成は2/28を以って運用撤退し、廃車回送されました。
引退イベントについては、残念なことですが6000系引退イベントでの状況を鑑み実施どころか告知もしなかったとのこと。ちょっと考えさせられますね。。。致し方ないことと思います。

新型13000系

ホームドア設置が急務とされる昨今ですが東京メトロも同様です。
しかしメトロ車でも３ドア５ドアと混用され、東武車が乗り入れていることから、共通設計の新車を投入したのちにホームドア工事・運用を行うことで進行しています。そこで誕生したのがメトロ13000系と東武70000系で、03系の18m級８両編成から20m級７両編成４ドアに統一されました。

カーブが多く日本一低速な日比谷線(だと思っています)ですが、20m級が走行可能か試験を行い、新車両の台車には「自己操舵台車」と呼ばれる機構が採用されレールへの負担を減らしています。この自己操舵は、メトロでは銀座線や丸の内線に、JRでも北海道や東海の振り子車に搭載されています。

初代日比谷線3000系の丸みを帯びた前面デザインを、13000系のおでこ部分に取り入れています。
ヘッドライトの形状も独特ですし、路線カラーのグレーのイメージと相まってクールな印象を受けます。

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13000系は欲しい車両なんですが、豊四季区においては入線に至っておりません。
持ってしまうと03系や70000系も欲しくなりますしね･･･(汗)
常磐線は収集対象になっているので、北千住付近を再現するのに欲しい１本ではあります。

何度か乗車はしていますが、模型を持っていませんので画像なしで更新しています(汗)
実車はスゴくカッコいいので南千住か何処かで撮ってみたいですね(あまり撮影はしないのですが)。ステンレス車体とグレーの帯に、真っ白なヘッドライトが映えるんですよ。最近のメトロ車は先代の意匠を取り込みつつ洗練されたデザインに好感が持てます。次の新車にも期待大ですね！

今回はこの辺で･･･
次回もお楽しみに～