閑話小話 145　下り最速！札幌行き 3057レ

皆さま　おはようございます

今週末は出社であります。
急遽ドラマの撮影が決まりバタバタしそうですよ。ま、何とかしたいと思います。この情勢で我々の業界は意気消沈していますので、お仕事いただけるだけでもありがたいことです。頑張ります！

さて今回ですが、2000年ごろの隅田川タ発 札幌タ行きの高速貨物列車であります。
17:00ごろ隅田川を発ち翌10:00には札幌に到着するという最速列車です。

隅田川タ⇒札幌タ 3057列車

コキ250000で運用された3057レは、ブレーキ強化された貨車であったために専用装置が取り付けられた機関車による牽引となりました。EF65PF・EF66・EH500・ED79・DF200には取り付けられていたかと思います。

3057レは関東から北海道へ向かう貨物列車の中で最速で17時間を切るダイヤが設定されました。これはEH500により五稜郭までのスルー運転が大きいと思いますが、現在はEH800でワンクッションありますので17時間台での運行かと思います。

大宮までの北斗星1号との併走(バトル・笑)は有名で、王子から大宮間でバトルを興じ、大宮停車の「北斗星」の発車を大宮操車場で待ちながら後を追いかけていく、これぞ「貨物の特急」とも言える走りっぷりでした。時に大宮駅に停車し、時に高速通過し･･･「北斗星」との間隔次第でした。このバトルも2004年くらいまででしたでしょうか。

コキ250000はコキ100系に置き換えられはじめ、多方面へ向かう列車とあまり変わり映えのしない列車となってしまいました。淡緑色のコキのありがたみ？優越感？がなくなってしまいましたね。

コキ250000

当時は最大1000tで運用されていたコンテナ列車を、1200tに増強するためにブレーキを強化した番台です。ブレーキシリンダーの反応速度を早め制動距離の短縮を図り、最高速度を95km/hから100km/hに向上させています。

1985年から改造を受け東京タ発の東海道筋のコンテナ列車に投入され「スーパーライナー」が運用開始されました。JR化後、コキ100系の登場と青函トンネル開業により、コキ250000は東北・北海道方面の列車に転用され「北海ライナー」で使用されたコキ10000系を淘汰しています。

車体は識別のために淡緑色に塗り替えられ新鮮なイメージになりました。が、コキ100系の増車により運用が減りコキ50000系との混成運用され、コキ107による淘汰が決定したあと2012年に廃止されました。

模型はTOMIXより

コキ250000はTOMIXが製品化していますので、気になる方は是非どうぞ。
よく再生産していますので、まとめ買いされたい方はそのタイミングを狙った方がいいでしょうね。私は16両一気に導入を決め、青いコキ102-103を1ユニット付け足した20両編成を再現しています。北海道らしい私有コンテナをいくつか載せてやると雰囲気が出ますよね～･･･朗堂の高級コンテナ(笑)を数個載せています。そして、先日のTOMIXのヤマトコンテナですよ。載っていたような気がしますので画像を検索してみたいです。

牽引機についてはEH500が定番ですが、ED75-1000重連・ED79重連でもいいですね。その時の気分に合わせて変えて遊んでいます。自宅で20両編成はできませんから、またいつか貸しレに持ち込んで長編成を堪能したいと思います。

コンテナは画像を見ながらできるだけ実車に近付けているのですが、飽きっぽい性格のせいか･･･しょっちゅう積み替えたくなるんですよ。なのでコンテナはストックしておかないとダメなんです(笑)

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最近はグレーのコキ106/107ばかり見ているでしょうから、淡緑色のコキが新鮮に感じるのではないでしょうか？私も久し振りに見てテンションが上がってます！大手宅配会社などの30フィート私有コンテナ満載もいいですが、北海道行きっていうのがいいのでしょうね！地域名が書かれているとグっときてポチってしまいます。

しかし、コンテナ列車の迫力を画像で伝えるのは難しいですね･･･

今回はこの辺で･･･
次回もお楽しみに～