皆さま おはようございます
真冬のような寒さで気が滅入ります・・・
そしてインフルエンザが気になる時期になりましたので気を付けたいですね。
しっかり栄養摂って酒飲んで寝て・・・(笑)
さて今回はEF200であります。
京都博物館で展示されていたEF200とシキ800が展示終了にてセレモニーが行われたとのことです。
悲運の機関車 EF200
概要
京都博物館で展示されていたEF200とシキ800が展示終了に伴いお別れセレモニーが実施されたようです。これまでセレモニーまで実施された車両はありましたでしょうか。それだけEF200とシキ800が残した功績が大きいということでしょうね。EF200で培われた技術はのちのEF210に牽き継がれ、シキ800は変圧器という巨大な機械を運搬しインフラを支えました。シキを間近で見られた方が羨ましいですね!
EF200の詳細、経緯は有名な話で当ブログでも何度か記事にさせていただきました。
当時最強電機であったEF66が出力3900kWなのに対しEF200は6000kWと約1.5倍の出力を誇りました。瀬野八を単機で牽く想定であったのでしょう。しかし当然ながら、電気を食うわけで設備増強の必要があります。ここが事情により進まずEF66と同等の出力で運用され、EF200からすれば不本意であったと思います。1600トン(コキ32両分)もの荷を120km/hで牽引出来るんですからスゴいパワーですよね。32両編成を収める待避線もありませんし。こういった設備投資が進まなかった訳です。
EF200はVVVFインバータを初搭載するなど現在の機関車の礎であり、技術開発に貢献しEF210に牽き継がれたことでしょう。2019年に全機引退となりましたが、この2号機の処遇が気になります。901号機は日立に里帰りしていますので、JR貨物が静態保存してくれるとファンとしては嬉しい限りです。
KATO EF200
KATOから登場時塗装と新塗色の2種が模型化されています。
引退と合わせて再生産が掛かりましたので今も市場にはあるようです。気になった方は是非入手されてください。当区には新塗色が在籍しておりますが登場時塗装も欲しいですね!
ただ、気になる箇所が2点ほどありまして・・・
・特徴的なパンタグラフが上がり過ぎる
・車番パーツの寸法があっていないのかうまく嵌らない
ここが気になりますね。
特にパンタグラフは架線中に引っ掛かりそうで怖いです。舟板もグラグラして安定感がないのはいつものKATO仕様でしょうか。ゴム系接着剤を極々少量だけ可動部につけて軽めに固着させてみようかと思っています。そして車番ですが、しっかり奥まで嵌らないのでパーツ裏面の凸部をカッターで落としてから接着するとどうでしょうか。試してみようと思います。前面窓下の造りが斜めになっているので取り付けが難しいですね。
しかし、KATOならではのエッジの効いた台車周りと重厚感はさすがの出来映えです。ヘッドライトも綺麗な電球色で好感が持てます。全検明けのピカピカ状態はそうそう見れませんね(笑)
貸しレでコキ32両を牽かせてみたいです。
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EF200はこれで本当に見納めなんでしょうか・・・残念ですね。
フルパワーで運用されることなく現役を退きます。諸事情で致し方ないことですが、一度でよかったので見てみたかったです。もう高出力の機関車は製造されないでしょうね。今後どのような機関車が開発されるのか興味はありますが、今は落ち着いている状況に感じます。
ワクワクさせるような機体が登場するといいですね!
今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~
コメント
おはようございます。
夜は寒いです。寝室にもストーブの出番ですね…。
あぁEF200、悲運と言うか社会事情に翻弄されたと言うか、日本の電気機関車の歴史の1ページを作りましたね…。登場時は期待がいっぱいで、EF500登場の時は、こちら北陸でも期待が上がりましたが…。
でも、斬新かつヨーロピアンなスタイル、
最大限のパワーは出せずとも、貨物列車ファンを魅了させた事には間違いありません。
「ノラ」とあだ名が付きましたが泥だらけ、埃だらけになりながらも最後まで走り抜けた彼らに感謝ですね…。
クモハ489-901さま
こんばんは
コメントありがとうございます
そう「ノラ」であります。
出掛けたっきり帰ってこないのもありますね。
EF200が主流になったら・・・と妄想すると楽しくて登場機会が増えています。
いつか貸しレで30両牽引させたいですね~