Nゲージ 1848 キハ58は国鉄色がしっくりくる?!

皆さま おはようございます

今週のお天気は下り坂なようです。
地元は気温は上がらずどんよりしていますがどうなることやら。大事に至らなければいいですが。
日本海沿い、山間部にお住まいの方は十分に注意してくださいね。

さて今回は、キハ58 国鉄色による急行 砂丘であります。
砂丘色?更新色?は在籍しておりましたが、念願の更新前、国鉄色を入手しました。

そもそもキハ58って

最高にカッコいいですね・・・ キハ58の急行色
概要

1950年代に蒸気機関車による客車列車が、無煙化の流れで気動車列車に置き換わっていき効果を上げておりました。準急列車用にキハ55系が投入され急行としても運用されましたが、トイレがない座席が見劣りするなど接客設備に難があり、キハ55系と同等の走行性能で急行用設備を持ち合わせて開発されたのがキハ58系であります。考え方として、北海道向けのキハ56、碓氷峠用のキハ57、キロ・キユなどの改造車もこの形式に含まれます。キハ65系やキハ80系といった大出力車への開発へ多大に貢献した型式でもあります。

幹線で急行列車として活躍しましたが、電化されると各ローカル線の普通列車として転用されました。または、ジョイフルトレインの種車として改造を受け今でも活躍している車両もあります。廃車が進んではいますが、製造から50年近く経っても活躍する車両です・・・基本性能、設計がいいから出来ることなんでしょう。

キハ65
鉄板で埋められたキハ65のドア窓 タブレット受け取りのための保護

急行用に大量生産されたキハ58系ですが、元々の走行用エンジンの出力が低いことと冷房化によって勾配路線での出力不足が問題となってきます。この問題に対応するために開発されたのがキハ65系で、高出力の走行用エンジン1機と冷房用電源エンジンを搭載しキハ58系の列車に組み込まれ補助的な役割をしています。

外観はキハ58というより12系客車に見えますね。
2段窓に折り戸となった扉、屋根のの形状もそうかもしれません。キハ58系と混成となることが大前提でしたのでトイレがありません。しかし定員はキハ58系と変わらず、その分シートピッチを拡げ12系客車と同じとしています。冷房が必ず設置されていたことからも指定席として運用されることが多かったようです。

砂丘用に改造された際は、座席はリクライニング付きのものに交換されています。

キロハ28 100

急行 砂丘においてはキロ28を含む4両編成で運用されていましたが、短編成化のためにグリーン車を半室化するために改造を施された車両があります。キロハ28でありますね。室内中央に仕切りを設け、普通席とグリーン席とを分けています。普通席はボックス席ですが、グリーンは廃車発生品(確か0系新幹線の)を使用しており窓割が合いません。種車がキロ28なのでサービス電源を搭載しています。

砂丘編成の目玉と言うべき車両ですね。最近の電車特急では当たり前のことですが、半室でもグリーン車を残したということは需要があったのでしょうね。

TOMIX キハ58 砂丘 国鉄色

黒Hゴム JRマーク付きですが やはり最高
概要

さすがTOMIX HGの出来映えですね。
砂丘専用色もいいのですが、この 国鉄色(急行色)を見てしまうと考えが変わってしまいますね(笑)
前面窓は黒HゴムでJRマーク付きですが、雰囲気十分で惚れ惚れします。ヘッドマークはあえて漢字表記のシンプルなものにしました。タブレットキャッチャー本体や保護板・網を再現したくなりますね。

現状では取説通りにパーツを取り付け、室内灯はTOMIX純正白色を組み込みました。この色合いは気動車によく合いますね。座席パーツにマスキングテープを貼ってモケットを表現したくなります。また、ヘッドライトと種別幕の色違いはさすがの出来で効果抜群です。

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地域色・専用色が出始めた頃でしょうか。諸氏が撮影された画像を検索していますと、混成もたくさん出てきますね。これは再現したくなります。砂丘色編成3両に国鉄色1両が増結された画を見掛けました。多客時でしょうか・・・3+2両編成なんてのもありました。色々楽しめそうです。

区間縮小し急行つやまになってからは、西日本色?岡山色?に置き換わったようですがモノクラス編成になっていますし、砂丘時代のキロハ入り編成が見た目にも楽しめていいですね。お気に入りの1本となりました。

情景のある貸しレに早く持ち込んで撮影会したいものです。

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    おはようございます。
    いや~、国鉄色は無敵ですね~。(笑)
    増結好きには「増」は堪りません。
    キハ58系も奥が深いですし、西日本特有の装備
    (キハ58の後部の水タンクの形状)も見逃せませんね~。(笑)
    私も「砂丘」用の水タンクを装備して国鉄色の
    「能登路」を再現しております。
    急行「ゆのくに」の編成が、奥能登の珠洲まで
    走ってましたから、こちらでもキハ65を見ることができました。

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      タマりませんよね~
      まさに無敵・・・誰もが黙ってしまうカッコよさです。
      水タンクの形状はよく知りませんでした!調べてみたいと思います!

  2. ビスタ2世 より:

    いろいろとカッコいいカラーのキハ58はありますが、最後はやはりオリジナルの急行色が落ち着きますよねぇ~。これは485系にも言えることかもしれませんが・・・それでもやはりいろいろと目移りしちゃうんですよねぇ~。なんでもそうなんですけどね(笑)

    • ビスタ2世さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      返信がすっかり遅くなってしまいました。
      オリジナルは別格としても、地域色が秀逸なのがキハ58の国鉄型の良さですよね~
      もちろん485系もです!