皆さま おはようございます
夜中に強い雨が降ったようで付近が冠水してました。
幸い通勤経路には大きな影響はありませんでしたが、バイク通勤なので気を付けて乗ってきました。道がどうこうっていうより対向車に水をかけられないように・・・ですね。降ってなくてもカッパは必要です!(汗)
さて今回は、DE10重連が牽く寝台特急あけぼのを模してみました。
小さな機関車が2機がかりで客車を牽いていく姿を見ると手に力が入ります・・・
出世列車と呼ばれた当列車ですが、出世したのは乗客だけではなさそうです。
DE10のブルートレイン
概要
1990年の山形新幹線の敷設工事開始に伴い、東北本線福島から奥羽本線を経由していたのを小牛田から陸羽東線に入り新庄から奥羽本線という経路に変更となりました。そこで、陸羽東線の小牛田ー新庄間を新庄運転区所属のDE10が重連でブルートレイン牽引の任に当たりました。出世列車と呼ばれた寝台特急「あけぼの」でありましたが牽引機まで大出世です。DD51は規格の関係で陸羽東線に入線出来ず、ブルートレイン牽引は本来の用途ではないのですが、DE10は7年もの間ヘッドマークを誇らしげに掲げ100km弱の道のりを走ったのはドラマとしか思えません。
上り列車は完全に夜間走行でしたが、下り列車は早朝(4:30頃ですが)であったので撮影に挑んだ方も居られ貴重な画像をネット上で拝見しました。どれも素晴らしいですね・・・
KATO DE10 耐寒型
旋回窓とスノープロウ、ホイッスルカバーが装着されたA寒冷地仕様であります。
小さな車体ですが、黒染め車輪によって下周りが重厚に見えるKATO製を選びました。しかし収録されているナンバーには新庄所属車はなかったので、レボファクのナンバーを別途購入し取り付けています。あとKATOはライトスイッチがありませんので重連仕業ではいつも困ります。次位のDE10にはビニールテープなどを駆使して遮光しました。また、TOMIX車牽引のためにTNカプラーを小加工のうえ装着しています。
寒冷地仕様のTOMIX車でも再現してみたいと思っています。
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客車について24系
20系以降は青森の24系24形が使われました。が、直ぐに秋田に転属しています。
「ゆうづる」減便に伴い「あけぼの」が増便され、客車の共通運用から24系25形も「あけぼの」に投入されます。が、「ゆうづる」は北海道乗り入れ列車(のちの「北斗星」)用に改造する関係から、25形は「ゆうづる」に集中することになり、「あけぼの」は再び24形で運用されることになりました。ややこし・・・
「北斗星」が運行開始してからは、25形の銀帯車オハネ/オハネフが混ざることはあれど24形を主に運用されていましたが、「はくつる」廃止・「日本海」運行終了(廃止ではない)によって捻出された25形の金帯車が組まれることが多くなり、晩期は白帯・金帯の混成で運行されていました。
経路もですが客車の運用についても、細かなやり繰りが感じられますね・・・
24系24形の白帯時代をこの目で見ていないのが悔やまれますが、模型で絶対に揃えておきたい列車でしたので所有する喜びを感じています。いつか現行仕様で再生産されることがあるでしょうが、それなりに手を入れて思い入れのある車両ですから余程のことが無い限り更新はないと思います。
改めて画像を見ていると気付くことがあったで、むしろもう少し手を入れてやろうと思いましたね。
列車が持つ哀愁は模型にも乗り移るようです。堪能したいですね!
今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~
コメント
こんばんは。
経路変更は苦肉の策だったでしょうね…。
東北地方はローカル線が網の目のようになって
いますから、いかに効率的に寝台特急を走らせ
るかが最大のポイントだったと思います。
普段はヤードの入れ替えか牽引しても数両の
貨車しか牽引してなかった機関車ですから、
そのエキゾースト音は凄かったでしょうね~。
こちら石川県でも、ブルートレイン急行の
DE10牽引が実在しました。
急行「能登」の14系時代の、輪島延長運転の時に
、スハネフ+オハネ+オハネ+オハフを牽引した
ことで有名です。(笑)
クモハ489-901さま
こんにちは
コメントありがとうございます
DE10重連が12両もの寝台客車を牽いて・・・見たかったですね~
手に汗握る迫力だったでしょうね!
トルク重視のギヤ設計でしょうから最高速は望めません。
だけにエンジン音も聞いてみたかったです。