閑話小話 192 ディーゼル機関車の名機 DD51

皆さま おはようございます

週末は如何お過ごしでしたでしょうか?
シルバーウィーク明けの週末ということで、ゆっくり過ごされた方が多いのではないでしょうか。こんなとき模型が趣味ですと、作業がはかどれば精神的に満たされますよね~。
こちらは嫁方の実家に顔出しましたら飼い猫が1匹増えていて、その2匹に癒されてきました(笑)

さて今回ですが、引退間近のDD51であります。JR貨物所属機は今年で運用終了だそうですね。あれだけ数あったDD51ですが貨物社に残るのは数機だけですよ。驚きますね・・・

DD51

幹線から煙を廃し「無煙化」を促進し蒸気機関車を置き換えるために登場したのがDD51です。蒸気ファンの天敵と言える機体ですが、1960-70年代にかけて約650両が製造され四国を除く日本全国で旅客・貨物両方に活躍した名車であります。電機式DLにDF50がいましたが、出力不足とコスト高、故障の多さがネックで普及せず亜幹線でのみ運用されていました。C61のスピードとD51のパワーを兼ね揃えた液体式の幹線用DLがDD51なのであります。

非電化区間の無煙化と近代化を推し進めた機関車でしたが、電化の進展と客車・貨物列車の減少により民営化前に既に廃車が始まっていました。が、後継機の開発が遅れていたことと汎用性によって約260両がJRに継承され運用されてきました。しかしながら、老朽化には勝てず後継機DF200への置き換えが進み、JR貨物においては延命のための更新工事を施してきたものの2020年で引退と発表されています。

JR東日本には3両が所属しお召し列車牽引に用いられましたが、今はイベント列車牽引用ですね。国鉄時代は八高線内でセメント列車を牽引していたかと思います。JR西日本には割と残っており8両いましたでしょうか。臨時列車や工臨、イベント列車での活躍ですが工臨も専用気動車が活躍しはじめました。しかし、「特別なトワイライトエクスプレス」や「SLやまぐち」など団臨の設定が多いJR西日本では安定して運用されているようです。最後にJR貨物は、前述の通りDF200への置き換えが進み、現在は貨物更新色の暖地仕様6両が籍を置くのみとなっています。

模型はTOMIX・KATOの両社より

旅客に貨物になんでも任せろと汎用性が高い機体です。両メーカーのラインナップも多岐に渡りますので、是非お気に入りの1-2機を見つけてください。北海道内での重連運用は有名過ぎますし、原色でブルトレを牽引することも多くありました。愛知機関区所属機の貨物運用や842号機によるお召し運用など、ドラマを再現するのに使い勝手の良い型式でありますね。

当然ながら当区にも居りますが、重連好きが高じて所属数は多めです(笑)
TOMIX機は重量あって牽引力が高く、ヘッドライトON/OFFスイッチがあることから重連運用に適しています。KATO機は輝かしいヘッドライトはいいのですがOFFにすることはできません。台車周りの重厚感・低重心感はKATOが上なように感じます。客車・貨車がどちらのメーカーかによりますが、楽しく悩んでからお求めになってはと思いますね。

貨物機は今年で見納め お求めはコチラ

汎用性に優れ全国各地で活躍、まさにDLの名機であります。模型ではブルトレを収集すると自然とあつまるDD51ですが、北海道色が多くなるのではないでしょうか。重連運用されていることもありますね。原色も数多く持ちたくなりますし特に拘りがいのある型式かと思います。当区はやはり北海道色が多いので、もう少し原色を増やしていきたいとは思っています。

愛知機関区に所属するこの橙塗装機も好きで以前から注目していました。が、もう6機ですか・・・あれだけ居たのに早いものですね。。。同じ国鉄型のEF64-1000の更新機と並ぶ画が好きで見入ってました。

今年も9月が終わろうとしていますが、貨車を牽くDD51の雄姿が見られるのもあと数か月です。
旅客用にはもうちょっと楽しませてもらい、しっかりと目に焼き付けておきたいですね!

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. ビスタ2世 より:

    いよいよ最終盤に突入ですねぇ~。
    あれだけどこに行ってもいた機関車がついにいなくなるとは、時間がたったのだなぁ~と実感させられてしまいます。まぁ私もそろそろ引退をしたいのですが・・・宝くじでも当たらないかなぁ~(笑)

    • ビスタ2世さま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      なんか寂しいですよね~・・・
      あのサウンドをまた聴きたいなぁ・・・
      私も引退したいですが宝くじだけでは足りなそうです(笑)