閑話小話 237 濃厚な1年間 EF64-0と「あけぼの」

皆さま おはようございます

折角の3連休ですが、何処にも出掛けることなく終わりそうな気配です(笑)
最初は釣りでも?なんて思いましたが、風が強くてテンション下がってしまいましたね。結局いつもの休みのように家でゴロゴロしています。体力温存モードですね。

さて今回ですが、EF64-0が牽引機だったころの寝台特急「あけぼの」を出してみます。
全区間をEF81が担当していましたが、上越線内での空転対応のためEF64が抜擢されました。

根強い人気があった 寝台特急「あけぼの」

青い原色がいいんですよね~

1970年から運行された上野ー青森間を東北・奥羽本線経由で結んだ名寝台特急でありますね。
東北新幹線の延伸や山形新幹線用の改軌工事に伴い、経路が幾度も変更になった列車としても有名です。ブルトレブームが過ぎた後でも乗車率はそこそこあり根強い人気を誇りました。老朽化が目立つ車両に鞭打って運用されていましたが2014年に終了されています。厳密に言いますと定期運行の終了と発表されており廃止ではないんですね。しかし運用できる寝台客車・電車がないため復活の可能性はなく、事実上廃止と言えましょう。

晩期は24系24形が使用され、24形の白帯に25形の銀帯が組まれることがありました。「日本海」「はくつる」の廃止により捻出された金帯の25形も組み込まれ、白帯・金帯の混成編成で運用されました。

そしてEF64ですが、長らく長岡のEF81が全区間を担当していましたが、上越線内では空転により運転がしづらいと指摘を受けたことにより、2009年に上野ー長岡間を高崎から長岡に転入したEF64-0に交代します。が、寝台特急「北陸」の廃止によりEF64-1000の運用に余裕が出たため、2010年からは長岡の1000番台が先頭に立つことになり、0番台は1年限りの花形運用となりました。

模型はTOMIX・KATOの両社より

茶釜の重厚感と美しさも素晴らしい

仕事帰りに上野駅でよく見掛けた寝台特急「あけぼの」がEF64-0が先頭でした。
上野駅地上ホームで常磐線を待っていると、真下の地平ホームにいるカニ24からの排煙で燻されるんです。常磐線で座るために前の方(日暮里方)で待つのですが、青森方に組みこまれたカニ24の真上になってしまったことが何度かあります。そんなことを思い出してしまい、模型でも揃えてしまいました。

機関車はEF64-0,1000とEF81がTOMIXで、DE10はKATOで揃えています。今回ご紹介するEF64-0ですが、前面の車番がプレートっぽく見えてしまい残念なのですが・・・高々と上がった菱形パンタグラフが雰囲気を出していると思います。ヘッドライトLEDを電球色に打ち換えたり、カプラーを交換するなど少し手を入れています。茶釜37号機には「あけぼの」のヘッドマークが良く似合います。

客車はTOMIXの「さよなら あけぼの」を入手出来ましたので、カプラー・室内灯等の基本整備の他、エヌ小屋カーテン・壁面で車内をデコっています。

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「あけぼの」はまだ走っていそうに感じてしまいます。EF64-37が現役だからでしょうか?
(茶色から原色に戻りましたけどね)
24系客車は数両を別事業者が引き取ってくれていますし、見に行ける機会があるのが嬉しいですね。現役時代に乗車が叶わなかったので、是非機会を作って出掛けたいと思います。模型は短めな編成で使い勝手が良いですから登場機会が多くなっており、直ぐに運転が可能な状態です。

メンテナンスはしっかりしますやりますから、まだ暫く現役でいて貰わないと困りますね!

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

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