皆さま おはようございます
蒸し暑いですね・・・
もう7月になりそうですが、やっと梅雨らしい嫌な陽気になったと感じます。
昨日は催事あり出社したのですが、久し振りにまともな仕事だったのと身体にまとわりつく湿気のお陰で疲れました・・・。早く身体を慣らしたいんですが仕事がない(笑)
さて今回ですが、24系寝台を出してみます。
東京ー大阪間を結んだ寝台急行「銀河」であります。
寝台急行 銀河
概要
1949年ごろのことでしょうか、一等・二等車で組成された夜行急行列車に「銀河」の名称を与えたのが始まりです。特急列車並みのトレインマークを最後尾に掲げましたが戦後混乱期に豪華編成では利用が伸び悩み、ガラガラの車内に批判を浴びたため三等車を組み込みトレインマークは外されたそうです。。。
特急化の計画もあったようですが、走行距離が比較的短いために所要時間を短縮したところで深夜帯に到着、降ろされても困ります。特急料金へ値上げと取られかねないため急行のまま据え置きとなった経緯があります。
晩期は、客車はJR西日本 宮原運転所の24系が使用されました。座席車・個室車は含まれず開放式で、2段式のB寝台とプルマン式のA寝台となります。喫煙室と更衣室は備えました。なお、機関車はJR東日本 田端運転所のPFが担当しています。
なぜ廃止に・・・
車両の老朽化や、新幹線・航空機・高速バスとの競争に勝てず低迷が続きます。ホテル旅館が安くなったのも影響が大きいでしょう。新幹線や航空機の最終便より遅い時間に発ち、翌朝始発より早い時間に到着することからビジネス客が多く利用していました。民営化直後は80%近い乗車率を誇っていたようですが晩期は50%を切り落ち込んでいたようです。しかし、新幹線のぞみの普通席指定券の料金とほぼ変わらないのであれば、夜間深夜帯に移動してしまいたい客はいるでしょうね。
車両と運用の陳腐化によるところもあるでしょう。プライバシーやセキュリティ確保の観点からも個室化ができなかったのは大きなマイナスですよね。
残念ながら2008年に廃止となってしまいました。
模型はTOMIXから専用編成が
TOMIX定番の「さよなら」セットが出ていますので最終編成が再現できます。しかし限定品ですので・・・気になった方は見付けたら入手されることをオススメします。オロネ24さえ入手できれば単品で再現することも可能ですね!KATOについても同様で、オロネ24を「ゆうづる」セットあたりから入手できれば再現できると思います。
宮原運転所の客車だけにトワイライト色のカニ24が組まれることがありましたので、再現してみるのもいいですね!牽引機のEF65もレインボー塗装の1118号機が入ることがありました。ヘッドマークがなくても様になる機関車です。青い客車に緑のカニ、赤い機関車で3色ダンゴ編成にしてみるのも楽しいと思います。
当区の「銀河」編成はTOMIXのさよならセットですが、室内灯は自作品を試作的に搭載しています。LEDを上向きに取り付け、屋根にアルミテープを貼っているので反射光で灯す間接照明を狙っています。複雑な形状の室内パーツですが、間接照明のお陰でまんべんなく灯りが届きますね。エヌ小屋のカーテンを貼って実感的に仕上げています。
「銀河」のキーワードに注目ですね!お求めはコチラ
「銀河」と言えば117系改造車の寝台電車がデビューするのではないでしょうか。まだ公式サイトで運行日時は発表されていませんが・・・いよいよな気がします。我々ファンだけでなくJR西日本社外の関係者も注目していますよね。(新造車両でないのは残念ですが)寝台列車ファンの想いが詰まったコンセプトだと思っています。売れ行き次第では他社も真似て第二第三の「銀河」コンセプトが生まれるでしょう・・・。
令和の新しい寝台列車に、名列車「銀河」の愛称がつくだなんて感慨深いです。
今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~
コメント
こんにちは。
新しい一週間の始まりは、爽やかな晴天でありました。金土の雨は凄かったです…。
急行「銀河」、ブルートレインの仲間の中でも、
九州ブルートレインの補佐的な存在でしたね。
飛行機や新幹線というライバルは九州ブルートレインも一緒ですが、短距離でも立派に寝台車の特性を活かせましたね。
3色「銀河」、ファンには堪らない編成ですね。
トワイライトも青カニで富山のEF81貨物更新車牽引…。というスペシャルプレゼンがありました。令和の「銀河」はどんな結果を見せてくれるでしょうか?
種車が117系と聞いた時は、耳を疑いました。(笑)
クモハ489-901さま
こんにちは
コメントありがとうございます
比較的短距離でしたがビジネス客からニーズのあった列車です。
老朽化には敵いませんが陳腐化への手立てはあったように思います。
改造したとしてもコスト的に合わないんでしょうね。。。
ちょっと残念でした。