閑話小話 132 元はエメグリです 209系1000番台

皆さま おはようございます

連休がスタートしましたね!いかがお過ごしでしょうか?
鉄道各線はさほど混雑していないようですが、高速道路の渋滞はどうでしょうか?あっても少な目かもしれませんね。って言いますか、例のキャンペーンを使って出掛ける人はいるのですね・・・。この状況下でよくもまぁって思ってしまいます。

さて今回ですが、JR東日本の千代田線乗り入れ用209系1000番台であります。信号など保安装置の更新により列車増発が可能となり2編成20両が投入されました。

209系1000番台

常磐線緩行のレア車?珍車? 209系1000番台

常磐線緩行と営団地下鉄(現・東京メトロ)の信号など保安装置の更新に伴い列車増発が可能となりました。JR東日本が1999年に投入した2編成が209系1000番台であります。当時は203系と207系900番台(超レア車)が同線で活躍していましたが、両車ともそれなりに経年していましたから増車は別型式となったんですね。

基本的な構成は大まかに同時期に製造されていた209系500番台に順じ、電動機はE231系と同じものを使用しています。相互乗り入れ協定に必要な性能を確保するため、6M4Tとして加速度と減速度を強化しています。また、前面に非常口(プラグドア)とはしごを設置し、7号車の妻面に誘導無線送受信機、床下に誘導無線アンテナを搭載します。このあたりは地下鉄乗り入れ車の特徴ですね。剛体架線に対応した菱形のパンタグラフを搭載していましたが、晩期にシングルアーム化されました。一時期は試験中だったのか菱形とシングルアームが混在した編成がありました。

小田急線乗り入れのための改造工事が開始されると、対象車はE233系2000番台とされ、分け隔てなく運用されていた209系1000番台でしたが対象となりませんでした。2016年に小田急線乗り入れが始まり、乗り入れ不可のサークルEマークが貼られました。

2018年には大きな転機が訪れます。
中央線快速用のE233系へのグリーン車組み込み工事の関係で、予備車が必要となり豊田へ転出しています。これには驚きましたがエメラルドグリーンの帯からオレンジに変わり活躍中です。新天地で再びの活躍・・・嬉しいですね。

模型はTOMIXから

エメラルドグリーンの帯を巻いていたころ

これは「まさか」の製品化予告でした。
たった2編成しかないレア車なのによくやりましたよね。オレンジ帯も含めれば延べ4編成になりますが・・・にしてもレア過ぎます!地元としては増えるのは嬉しいことですね。

全車TNカプラー化、室内灯はLEDテープによる自作品を搭載しています。ギラギラ仕様にはしたくありませんでしたので、ダークグレーのマスキングテープで調光しています。着色ガラスの影響があり灯りは暗く感じますが、実車っぽい雰囲気を作ることができました。パンタグラフを菱形に交換したかったのですが、差し込み穴の形状が違い難工事が予想できたので諦めました・・・。

8月末に再生産ですね・・・
レア車だけに生産数は少な目ではないでしょうか?!ご予約をオススメします。

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まさかの製品化でしたね~(まだ言うか・笑)
地元だけに嬉しくて予約購入しました。前面の行先表示LEDがシールだったりちょっと残念なところもありますが、模型化してくれただけでもありがたく思います。是非この調子で207系900番台もやって欲しいです・・・これは1編成だけですけどね。

見た目は他の209系と違いますが、中身は500番台とE231系の系譜です。たった2編成ですが常磐線緩行で果たした役割は大きいと思いますし、現在は中央線快速として重責を果たしています。E233系改造終了後の処遇が気になりますけどね・・・少なくともそれまではしっかりとお勤めを果たして欲しいですね!

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

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