閑話小話 158　輝く銀の翼「はくたか」

皆さま　おはようございます

お暑うございますね･･･
お子さんの夏休みは如何でしょうか。うちの小僧は24日から学校が始まるのですが、この春～夏にかけてインドア派になってしまい･･･この夏はどこにも出掛けず仕舞いです。何かあってからでは遅いのでかなり慎重に過ごしたのですが、子供にとって折角の夏休みですからメンタル的な心配をしたんですけどね。ちょっと訊いてみたら「ドラえもんの映画がいつまでなのか心配･･･」とのことでした！(笑)

さて今回ですが、特急「はくたか」であります。
越後湯沢で上越新幹線に接続し北陸方面へアクセスした時代の列車でありますね。

特急「はくたか」

1960年代に上野ー金沢間を信越本線経由で結んだ特急であります。特急「白鳥」の上野発着(いわゆる「信越白鳥」)を分離して運行開始しました。のちに上越線長岡経由になりますが上越新幹線が開業したことで廃止され、長岡ー金沢を結ぶ「かがやき」が運行開始します。その後、北越急行ほくほく線開業により「はくたか」が復活、越後湯沢から北陸へアクセスすることになります。2015年に北陸新幹線が開業したことで新幹線アクセス特急としての役目を終え、翼を休めることになりました。

しかし「はくたか」の愛称が新幹線の各駅停車タイプに抜擢され復活を遂げます。「かがやき」は速達タイプとして登場しファンを喜ばせてくれました。

JR東日本 受け持ち 485系

「はくたか」の運転開始時は、JR西・東・ほくほく線の3社による運行を行なっており、JR東日本は485系で1往復を担当していました。それが、485系3000番台からなる9両のR1・R2編成なんですね。先頭車の側面には銀色の翼を模したエンブレムが誇らしげに描かれ人気を博しました。

残念ながら速達化のために683系が増備されたために、足の遅い485系ではバランスが取れず(ダイヤ的にも)運用から離脱しました。このR1・R2編成は新潟「雷鳥」として運用されることもありましたが、後に6連に組み直され運用入りしています。

模型はTOMIXより

満を持して製品化されたR1・R2編成でしたが、製造し過ぎたのでしょうか？残ってますね･･･。
周りの期待が大きかったのもありますが、読み違えた感じが否めません。かく言う私も、前評判が良かっただけに瞬殺になると思い予約するか迷いましたが金欠のため買えず･･･しばらく経ってからでも余裕で買えてホッとしたのをよく覚えています。

HG規格だけにパーツさえ組み付けてしまえば十分な仕上がりです。
室内灯はLEDテープによる自作品を取り付けています。気になった銀翼のエンブレムは印刷済みで安心しました(インレタだったらどうしてくれようかと思ってました)。TOMIX 485系シリーズの先頭車のカプラーカバーは相変わらず不格好ですね･･･。先頭車同士の連結はないのですから、KATOのようにダミーカプラーとしてもいいのではないでしょうか。

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上沼垂色は数ある地域色のなかでもかなり秀逸だと思いますね。
485系は1000番台でも、この3000番台でもによく似合う爽やかな配色で人気が高いのも頷けます。実車は全て廃車になってしまい見ることはできませんが、リバイバルと称してE653系あたりを上沼垂色に塗り替えたら面白いのでは(本気で言ってます)？！しらゆき色よりセンスありそうに思いますけどね。

ほくほく線自体、新幹線の開業による影響が大きいはずです。関東からの新幹線アクセスから、新潟からのアクセスと地域の足がメインとなるのでしょうか。大きく変化した路線かと思います。高規格な線路を生かした運用で頑張って欲しいですね！

今回はこの辺で･･･
次回もお楽しみに～