皆さま おはようございます
今日はお休みいただきます~
日中はゆっくりさせてもらって、夕方息子が学校から帰ってきたら映画を観に行く約束をしました。土日祝では混み合いますから平日に強行です。慌ただしくなりますが仕方ないですね。
さて今回ですが「夢空間」であります。
1990年頃に24系寝台客車から次世代への方向性を探るべく提案された客車3両です。それこそE26系 豪華寝台特急「カシオペア」の基本コンセプトに影響を与えたかと思います。
豪華寝台車「夢空間」
1989年に3両が製造され、横浜展覧会のJR東日本ブース「夢空間’89」に出展されました。あくまで車両の形をした建築物としてであります。のちに車両として「北斗星」をはじめとした団臨に用いられています。この3両は電源装置を搭載しないため14/24系寝台客車と併結せねばなりません。台車やブレーキなど走行機器や電源の仕様は24系に合わせられ、JR化後に唯一新造された24系だったりします。
1988年に来日した「オリエント急行」の設計コンセプトを参考に3両それぞれ独自の意匠が凝らされているのが特徴で、後に登場するE26系「カシオペア」の開発に継承されます。
・オロネ25-901「デラックススリーパー」
A寝台「エクセレントスイート」1室・「スーペリアツイン」2室で定員6名 3室ともバス完備
製造は日本車輌製造、内装は高島屋が担当
14/24系電源変換装置を搭載した車両のため14系に併結の場合は必須車両
・オハフ25-901「ラウンジカー」
共有スペースとしたロビーカーでバーラウンジを設ける
製造は富士重工業、内装は松屋が担当
オリ急のプルマンカーによく似た塗装となっています
・オシ25-901「ダイニングカー」
列車最後尾の展望室を有した食堂車 定員22名(展望室18名・個室4名)
製造は東急車輛製造、内装は東急百貨店が担当
後から展望室にワイパーを追加(上野駅進入時の推進運転用か)
この3両は、埼玉県の商業施設や都内飲食店に移設され展示・営業使用されています。
しばらく見に行っていませんが静態保存されているのは嬉しい限りです。
模型はTOMIXより
当区にはTOMIXの客車のみの7両セットが入線しています。
豪華客車だけに室内灯はもちろんのこと、内装には拘りエヌ小屋のカーテンなどを施しています。展望・食堂車であるオシ25-901は目立ちますので、車内床面と座席を塗装、赤いマスキングテープでカーテン溜まりを再現しています。オハフ25-901はエヌ小屋のプラ製カーテンが特徴的ですし、オロネ25-901は金色の手すりを真鍮線で再現しました。手を入れてやると愛着が湧くもんですね。
EF81-98がセットされた限定品は、オハフ25-901の床下がグレーになっています。登場時がそうだったのか分からないのですが、編成のアクセントとしてカッコいいんですよ・・・。
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型式名は24系となりますが、ブルートレイン然としなく如何にもコンセプトカーっぽい風貌がカッコいい客車であります。色的に単調になりがちなブルトレに、色違いの3両が最後尾に連なると華やかになるので模型映えしますね。画一的な?編成美もいいですが、また違った楽しみができます。
今では珍しくなってしまった客車列車ですが、模型なら貸しレで黄昏時想定で照明を調整して・・・ゆっくり走らせたくなりますね。そして、眺めながら一杯やれたら乗車している気分に浸れるでしょう。
最高ですね~
今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~
コメント
おはようございます。
映画「ドラえもん」ですか?(笑)
私達父子でお盆休みに、レイトで観て来ました。案の定ガラガラでした。(笑)
「夢空間」、88年に来日した「オリエントエクスプレス88」の意匠を受け継ぎましたね。「オリ急」も金沢で展示会があり、会社を休んで見に行きました。(笑)「夢空間わくら」としてこちらに来た時は、松任で機関車付け替えでしたから、撮影の方々で激パだったそうです。私はそれを避けて金沢で動画撮影もしました。
「夢空間」で頂くお料理に、一夜限りの贅沢な空間…。
さぞお酒も進んだと思います。
模型で一杯…。お付き合いします。(笑)
クモハ489-901さま
こんにちは
コメントありがとうございます
昨日はドラえもん行ってきました。
平日の夕方だけにガラガラで思惑通りでしたよ。
「夢空間」が果たした役割は大きかったでしょうね~
カシオペアがしっかりと後を受け継いでくれたかと思います。
近くで展示されているので涼しくなったら見に行ってきます!