閑話小話 221　寝台特急電車の血統「サンライズ出雲」

皆さま　おはようございます

最近は涼しいせいか･･･よく寝てしまいます(子供か！)。
毎晩美味しく酒を飲んでることもありますが、子供の就寝時間とほぼ一緒なんですよね(笑)
なので平日帰宅後の模型弄りがほとんどありませんで、毎日撮影は朝に行っています。今週末は日曜日が出社ですから土曜日は充実させたいですね！また映画も行きたいですし･･･忙しくなりそうです。

さて今回ですが、電車・客車の「出雲」を出してみます。
ブルートレインによる寝台特急「出雲」と、285系電車の「サンライズ出雲」でありますね。

サンライズ出雲

14系客車で運行されていた「出雲2/3号」を285系電車に置き換え、「サンライズ出雲」として1998年に運行を開始しました。東京ー岡山間は同じく電車化された「サンライズ瀬戸」と併結運転されています。「サンライズ出雲・瀬戸」運行開始後も24系寝台客車を使用した「出雲」(元1/4号)が運転されていましたが、2006年を以って廃止されています(ビスネス客は「サンライズ」に流れたのでしょう)。

乗り継ぎが考慮されており、下りは岡山で山陽・九州新幹線に乗り換えれば午前中に鹿児島まで行くことができます。上りは夕方に九州方面から九州・山陽新幹線に乗車し岡山で乗り換えれば、翌朝に東京に到着するため非常に利便性が高いのです。高い乗車率も納得できますね。

「出雲」(ブルートレイン)は鳥取駅経由でしたが、2006年に廃止されたため鳥取県内は「サンライズ出雲」の米子のみが寝台特急の停車駅となっていました。そこで、上郡を停車駅に追加し「スーパーいなば」へ乗り継ぐことで、線形の良い智頭急行線経由で鳥取県東部にアクセスすることができるようになりました。東京ー鳥取間の所要時間が1時間も短縮されたと言うから驚きですね。

寝台特急「出雲」

従来は関西と山陰を結ぶ列車だったのですが、東京と山陰を結ぶ列車として1972年に特急化されました。「いなば」として運転開始されましたが、数年後に出雲市発着に変更され「出雲」として2往復が運転されました。前述の通り2006年に廃止され、東京発着の寝台特急(単独)、食堂車の運用、EF65による寝台特急牽引が終了したことになります。時代の流れとはいえ惜しいことですね･･･

模型化されています

ブルートレイン「出雲」は、1/4号だけでなく2/3号もTOMIXから製品化されました。そろそろ増結を見なくなってきましたので気になった方はお急ぎになった方が良さそうです。1/4号は･･･「さよならセット」が入手できれば完璧ですが、古いアイテム且つ高額ですので強くオススメはできません。銀帯のオロネ25が入手できれば、金帯セットで組むことができますので再生産時を狙うのもアリかと思います。(オシ24の室内は細工してやってもよろしいかと思いますね)

サンライズについてもKATOが製品化していますが、ロットがかなり細分化されていますので注意が必要です。(私的には)少なくても車端装置がついたロットをお求めになった方がいいと思います。Dパンタは好みもあるでしょうしAssyパーツで加工・取り付けができます。最新ロットは電連付きカプラーが採用されていますので欲しいですけどね！

「出雲」は好きな列車ですので、当区では客車・電車の両方が所属しています。当ブログでも何度かご紹介しておりますが、どちらもそれなりに手を入れてお気に入りの編成に仕上げております。特に24系の方は、床下パーツをごっそり新集電対応に載せ換えたため転がり性能向上とボディマウントのTNカプラーに対応させています。あとはエヌ小屋のカーテン、壁面ですね。

探せばありそうですよ　お求めはコチラ

ブルトレブームを知っているだけに寂しい限りですが、寝台電車の血が583系・285系と脈々と受け継がれていますので頼もしく感じます。客車から電車への流れは、機関車の運用を減らそうとしている昨今致し方ないのかもしれません。何度も書いていることですが、夜行列車はビジネス客や旅行者にとって大きなメリットになると思います。あとは旅客会社が旨味を出せるか、保守メンテの時間を確保できるか。新たな？従来の？ビジネスモデルができる(戻る)といいですね。

ブルートレインは伝説の乗り物として語り継がれ、私の場合は模型で当時を思い出しながら楽しもうかと思います。「出雲」の赤いヘッドマークを掲げたEF65-1000の雄姿に惚れ惚れします！

今回はこの辺で･･･
次回もお楽しみに～