閑話小話 253　JR東 交直両用の標準車 E531系

皆さま　おはようございます

よく冷えておりますね･･･冬らしい陽気であります。
ぼちぼちヒートテックの出番でしょうか。上着は重ね着できますが･･･下は田舎住まいの私には必須アイテムです。ですが、寒暖差があると暑くなりますよね･･･。

さて今回ですが、JR東日本の交直両用標準型E531系です。2005年に登場した型式ですが、運用の追加変更により長く増備が続きました。初期型の機器更新が行われています。

E531系のいま

E531系は、403/415系の後継として2005年に登場した近郊型車両で、常磐線・水戸線・東北本線で活躍中です。E231/233系の親戚にあたり、最高速は130km/hと在来線普通列車としては最速を誇ります。

常磐線・水戸線として運用が計画されましたが、つくばエクスプレスに対抗すべく上野ー土浦間の特別快速として運用を開始します。基本編成へグリーン車投入を経て、2015年には上野東京ラインが開業したことで品川まで延伸し、北は高萩まで直通します。付属編成は原ノ町まで運用されています。

水戸線においては、415系1500番台やE501系の代走で運用入りしていましたが、E501系の故障頻発により2018年には全運用がE531系に置き換わっています。2017年から東北本線 黒磯ー新白河間の運用に入ることとなりE531系寒冷地仕様の3000番台が投入、2020年にはワンマン運転改造を受け運用されています。この3000番台ですが、運用に余裕があるため上野東京ラインや常磐線の付属編成として組み込まれることもあります。まだ見掛けていないので楽しみだったりします。

E531系は、当初は基本22編成・付属14編成が投入されているのですが、基本編成にグリーン車組み込みへ変更、E501系の改造工事、上野東京ライン開業・増発、水戸線・東北本線へ寒冷地仕様投入、常磐線不通区間の運転再開と度重なる運用変更があり、都度増備対応してきました。計画時は計290両だったものが現在は460両と大所帯となっています。

2019年から付属編成の全検が始まっていますが、2020年から基本編成の機器更新も始まりました。投入当初の初期車と上野東京ライン増発時投入車とでは10年以上の差があるんですね。。。

模型はKATOから

運用拡大によりあれよあれよと大所帯となったE531系です。松戸のE231系より200両以上多いんですね。地方運用で付属編成が多いのが特徴でしょうか。ドア上にモニターが設置されたワンマン、寒冷地仕様の3000番台が製品化されていませんので待っていたりします。上野東京ライン仕様は基本編成しか所属していないので増結させてやりたいですね。

さすがKATOのクオリティで、全体的なプロポーションは最高です。室内灯はKATO純正クリアを施し実車さながらの色味を表現しています。床下のライトグレーは、郡山工場出場車の証で出場間もないころのイメージです。いずれ汚れるのに何故明るいライトグレーに塗るのるかは謎ですが、何か理由があるのでしょうね。ご存知の方いらしたら教えてください。

中古で購入した上野東京ライン仕様ですが、サロのボディと床下がしっかりと嵌らなく浮いてしまうため、修理対応しようと思っています(いつも忘れてしまう)。

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機器更新を迎えた車両が出てきましたが、折り返し地点くらいで車体はまだまだ大丈夫ですね。付属編成はワンマン運転に向けた改造が施されますが基本編成はどうなるでしょうね。ホームドア在りきですからまだ難しいかな･･･。しかし、どこか田舎臭かった常磐線もE531系の投入によって一気に垢抜けて、今や「品川」の表示を掲げ都会的な雰囲気を出しています。見違えますね！

もはや、なくてはならない路線となった上野東京ラインです。常磐線車両の品川以西へ延伸はあるのか。せめて横浜まで行ってくれると･･･と願う方もいると思いますが、線路、設備の関係で難しいかな･･･少しだけ期待していようと思います。

今回はこの辺で･･･
次回もお楽しみに～