閑話小話 269　孤高 トワイライトエクスプレス

皆さま　おはようございます

クリスマスいかがお過ごしでしょうか？
コロナやインフルエンザが心配ですし、平日でもありますから無理なく過ごしたいですね。しかしまぁ、大人も子供も楽しみなイベントですので、ささやかに楽しみたいものです。

さて今回ですが、トワイライトエクスプレスを出してみます。
濃緑の車体がクリスマスっぽく見えて･･･、赤い機関車に牽かせたら最高ですね(笑)

北陸本線に君臨する王

1989年に運転開催された「トワイライトエクスプレス」ですが、当初は旅行代理店の企画商品で団体専用列車となっており一般販売はされておりませんでした。半年後に臨時列車として一般販売されるようになりました。列車名は、夕方と明け方の薄暗い(薄明るい)雰囲気をイメージするトワイライトとされており、漢字やひらがなではなくカタカナにしたことは良かったと思います。日本海の雄大なパノラマと、北海道の大自然をゆったりとした雰囲気で満喫できることが設計のテーマとなっています。しかもダイヤが日本海の夕焼けと津軽海峡の明け方が楽しめる設定(札幌行き)になっていることは特筆できるでしょう。

客車はJR西日本の24系25形の改造車で、オリエント急行をモデルとして10両編成3本が製造されています。これまでは「寝台列車＝青」のイメージがありましたが、日本海をイメージした深緑(濃緑)に金色の帯を巻く独自の雰囲気を持った車両となりました。寝台のタイプですが、A寝台はスイートとロイヤル、B寝台はツイン、シングルツイン、Bコンパートメントが設定されます。共用スペースとしてレストラン、サロンカーがあり一部予約なしで利用することができました。
高級志向の寝台列車特急･･･しかも24系ベースです。乗ってみたかったですね。

カニ24も専用色に塗り替え、予備機がありましたから同じ宮原所属の「銀河」「日本海」に組み込まれることがあり、ファンを楽しませてくれました。EF81が一般色のローズピンクだったことも。残念ながら、2015年春で車両老朽化、青函トンネルの昇圧、在来線区間の第三セクター化を理由に運行終了となりました。ご存知の通り二代目として「トワイライトエクスプレス瑞風」が2017年にデビューしています。

模型は両メーカーより

TOMIX・KATOの両社が製品化していますのでお気に入りの1本を是非どうぞ。台車の転がりの良さ、中間のカプラー周りの精密さ、表記類の印刷ではらしさが出ておりKATOに軍配が上がるように思います。しかし、設定の豊富さ、拘りはTOMIXの方に感じますので、この年代の編成が欲しいとお考えの方にはTOMIXをお勧めします。登場時や特別な～までが製品化されています。

当区には、KATOの通常品が所属しておりまして、豪華列車だけに内装の表現に力を入れました。エヌ小屋のカーテンや壁面を貼り付けたのですが、効果てきめんですのでオススメします。ベッドや座席は塗装する方がラクな場合がありますが、カーテンと木目調の壁、ここだけは貼り付け作業をやった方がいいですね。室内灯は電球色指定かもしれませんが、木目調のシートを貼ると黄色味が強く出ますから、白色若しくはフィルターをかますのがよいかと思います。

牽引機はTOMIXで揃えました。「さよなら～」のバラし品を入手しています。側面に所属札が入ると雰囲気が変わりますね･･･他の機体用にデカールを入手したいです。

高級列車の雰囲気を味わおう　お求めはコチラ

クリスマスらしく華やかな気持ちになれるようトワイライトエクスプレスを記事にしてみました。緑なのも合ってますかね(笑)

乗車どころか見ることも叶わなず･･･正直所縁も無い列車ですが、その雰囲気に圧倒され模型を入手せずにいられませんでした。動画サイト等で車内の様子をチェックし模型の内装をそれなりに仕上げたので思い入れのある1本となっています。

JR東の「カシオペア」とともに一時代を気付いた列車です。その思想が電車化されて引き継がれておりますが、客車列車の持つ雰囲気は何とも言えない優雅さがありますね。

模型で楽しむことにしましょう～

今回はこの辺で･･･
次回もお楽しみに～