閑話小話 316 常磐線緩行の青帯車 小田急 4000形

皆さま おはようございます

昨日までの暖かさは何処へやら、寒くなってしまいましたね~
風邪ひくと誤解を受けやすい昨今・・・気を付けましょうね。花粉にもです!

さて今回ですが、見た目がスマートで好きな車両なんです。小田急4000形であります。常磐線緩行・千代田線乗り入れ用に投入された新鋭車両で、小田急ならではの青帯ですが淡めのインペリアルブルーになったのが特徴的です。地下鉄らしい近未来的な車両デザインでもあります。

JR東のE233系ベース 4000形

インペリアルブルーが常磐線内で映えます

小田急が2007年から運用している車両で、千代田線乗り入れ用として投入されました。
JR東日本のE233系がベースとなっており殆どがそのままですが、常磐線緩行線への乗り入れは改造工事のため遅れて2016年からとなっています。10両貫通編成となっており、小田急車は伝統的に4+6両に分割できるような造りですが、4000形は6+4両の「逆10両」で組成されています。分割は工場の有効長のせいだったかと思います。「逆10両」の意図は理解していないのですが、動力車・付随車の配置の関係だったでしょうか。

4000形の投入以前は1000形が乗り入れ車両として運用されていましたが、海外での列車事故を教訓にされており、(完全に区切られた)分割編成では避難時に支障があるとし10両固定の編成が望まれました。さらに、JR東が推し進めていた車両の主要機器の二重系統化とバリアフリー化を目指したわけですね。もちろん、常磐線緩行へ乗り入れのため、運用・整備のしやすさが考慮されているはずです。

同じ青帯車は常磐線快速にE531系がいますので、少し帯色が違うとはいえ初めて緩行線で見掛けた時は少し驚きましたよね。初乗車のときには少し車内に違和感を覚えたのですが、それは中吊り広告が神奈川県版だったからですね。逆にE233系が小田急線内に行くと同じように思われるのでしょうね(笑)

「odakyu」のロゴと青い帯、ヘッドライトはHID化され青白く細い灯りが真っすぐに伸びています。快速の車内で、追い越しざまに振り返ってお顔を覗いた時は惚れ惚れしました。模型が出たら絶対に買うぞと誓ったときでもありましたね。TOMIXがE233系2000番台の製品化を発表したときに「あるかも」と期待しましたが、本当に製品化してくれて嬉しかったですよ。

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同じE233系ベースでもセンスの良さを感じてしまいます

模型の発売日に合わせTNカプラーを準備していたので即交換しました。室内灯は迷った挙げ句、自作品を搭載しています。従来は白色テープLEDにダークグレーのマステで調色するのですが、この4000形は電球色テープLEDに青いマステを貼って調色し、このような雰囲気に仕上げました。暗めですので明るい部屋では室内灯の灯りが目立ちませんが、着色ガラスの色味は再現出来ているかと思います。

神奈川の山々に新宿界隈のビル群、地下鉄線内、真っすぐ伸びた常磐線の複々線、利根川の橋梁と、1都3県を走行する私鉄車両です。パッと見はステンレスの車体でつまらなく感じるかもしれませんが、私にとってはなかなか味わい深いものがあります。

最近は見掛けていないので見つけて乗車したいですね~

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

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コメント

  1. ビスタ2世 より:

    常磐線緩行線はいろいろな車両が来るので楽しいですよねぇ~。
    模型的にも山岳-田園-都心とどんな風景でも合わせられますから、なかなか便利な車両ですね。でも、我が家にある4000系は長く出してきていないです。常磐線の車両も我が家ではどちらかというと古い車両が多いんですよねぇ~。まぁ全般的に昭和末期から平成にかけての車両が、、、総武線もそうでしたよ、、、なので235系は要検討です(笑)。

    • ビスタ2世さま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      4000形は最近の車両らしい都会的なスタイルですが、
      小田急沿線の緑の多い風景に溶け込みますよね。
      E235系イカれますか!私はKATO待ちかな~