閑話小話 321 スカ色を改めて見てみる

皆さま おはようございます

今日は雨の予報です。花粉が落ちるので少し助かります。が、風があるようなので京葉線・武蔵野線のダイヤ乱れがないといいのですが。以前に比べたらだいぶ強くなりましたけどね・・・

さて今回ですが、TOMIXから最新鋭車両E235系1000番台が発売されたと聞きましたので、買えない負け惜しみではないですが(笑)、「横須賀色(スカ色)」について書いてみようと思います。

スカ色 塗色と塗り分けの真実

奥:114系 手前:113系

当初、横須賀線の70系には青2号とクリーム2号の2トーンが採用されました。これが通称スカ色と呼ばれる塗装なのですが、1950年代に登場した20系寝台客車に採用された青15号と、EF65に採用されたクリーム1号に変更されています。この配色が113/115系に採用された色となります。ちなみに、E217系の更新車は更に変更がされており、24系寝台客車と同じ青20号となっています(もっと明るい色に見えますけどね)。海沿いに向かう路線であることから、白砂と青松を表現した色と言われています。

塗り分け方については、113系と115系とで非常に似ているのですが当時国鉄の拘りを感じる部分でもあります。113/115系は外観・内装こそ似ていますが使用用途は全く異なります。ご存知の通り、113系は平坦な幹線を長編成で、115系は勾配の多い山間部を短編成で運用されていますね。先頭車の前面は113系は斜めに(金太郎塗りのイメージ)、115系は地面に平行・垂直に塗り分けられ見分けがつきやすくなっています。横から見た際に、113系は長編成で2色の塗り分けによる編成美が保たれましたが、115系は基本的に短編成で増結することで先頭車が中間で向かい合わせになりますから、金太郎塗りではクリーム(湘南色ではオレンジ)が広く多く見えてしまいます。これでは編成美が保たれないので、斜めではなく真横に塗り分けたんですね。側面から見た塗り分けへの拘り・・・スゴいですね!

113系の先頭車同士 前面の塗り分けが目立つかも?!

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115系の先頭車同士 塗り分けが分かりにくいかも

当区には、スカ色の113系と115系がTOMIXので所属しています。113系は通常品、115系はHG規格品ですが塗装に差があるようには見えません。塗り分けの苦手な・・・TOMIXですから、よく見ると滲みなどが気になってしまうのですが、走らせてしまえば分からないであろうと見なかったことにしています。

カプラーはTN化し、室内灯は白色テープLEDによる自作品としています。白色LEDと座席を表現した青いマステが相まって灯りが真っ白になるため、マステで調色し柔らかい灯りを作ろうと検討しています。あとはトイレタンクがないのですが、残パーツを接着でしょうか・・・ここは課題です。

湘南色も欲しいですね!
東海道線仕様2000番台11+4両の15両編成は、是非コレクションに追加したいところ。TOMIXの再生産を待ちたいと思います(KATOの0番台はスルーしてしまいました)。

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

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コメント

  1. ビスタ2世 より:

    113系スカ色も欲しいのですがねぇ~。
    これはという決定版が・・・ぜひ出て欲しいのですが・・・やはり少しにじみが気になってしまっています。是非ともHGで!!なんだったらPGでもよいですから(笑)

    • ビスタ2世さま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      113系は名車中の名車ですしHGで出してくれてもいいくらいですけどね。
      しかし15連となると財布へのダメージが恐ろしいことに・・・(笑)
      115系300番台がHGでしたね。やってやれないことはないような・・・