皆さま おはようございます
今週も一週間頑張って参りましょう~
天気は下り坂な様子・・・ようやく梅雨入りでしょうか?落ち着いた天気でも、午後に急な雷雨が来ることがあるので出先ですと困りますよね・・・。私の場合、通勤で外を歩くので雨雲レーダーを見てタイミングを計り、雨雲より先に帰宅できると嬉しいです(笑)
さて今回ですが、湘南色を取り上げてみます。
国鉄時代からある伝統的な塗色で、鉄道好きでなくても誰もが見たことがありますよね。
湘南色 山とみかんの色
これまでぶどう色の車体しかなかったのですが、1950年代に東海道線東京口に80系電車が登場した際に採用された塗色が緑2号と黄かん色のツートーンでした。伊豆の山々の緑とみかんの黄色をイメージした塗色なんですね。登場時は黄かん色の赤味が強かったのは修正されましたが、以後は湘南色として地域に密着し親しまれるようになります。
80系は全金車の300番台となった際に塗り分けが若干変わりましたが、湘南色は153系以降の車両にも引き継がれていきます。唯一153系の前面に緑2号が塗られていないんですね・・・80系に比べ高速運用されるので視認性を高めるための方法であったと言われていますが、今見ても新鮮です。
近郊型電車として111/113系が登場しますが、側面は黄かん色の面積が増し前面は緑2号が斜めになった「Vカット」となりました。153系との区別のためかと思われます。113系と115系の違いは多々ありますが、塗色に関しては前面の「Vカット」「Uカット」以外はほぼ一緒となっています。そして153系の後継車である165系ですね。前面の緑2号が湘南色車で唯一貫通扉まで回り込んできました。この塗色は力強く見えますし、出力向上や抑速ブレーキの搭載が相まって山男を感じさせますね。
JR以降はステンレス無塗装車が主体となり、ラインカラーと呼ばれる色を印刷した帯が貼り付けられるようになりました。東海道線では国鉄時に211系が、JR化後はE231系に帯が貼られ湘南色が再定着します。緑2号はJR東のコーポレートカラーでもある緑14号に変えられ、明るめの色調に軽快感、近未来感を感じさせたものです。
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現在当区では、KATOのE231系とE233系しか所属していないのですが、113/115系にいいものがあれば入線させたいと思っています。以前はTOMIXのを所有しておりましたが、古い製品でしたので現行仕様にするには相当なコストが掛かる(15両編成だけに)ことから断念したことがあります。もしTOMIXがHG仕様で(これもまた相当なコストでしょうが・笑)出してくれれば考えたいですよね。個人的に国鉄型電車の意匠はKATOよりTOMIXだと思っています・・・。
地域色の採用が盛んな昨今ですが、JR東(一部東海)の標準カラーとして全国区だった湘南色です。路線が複雑になってきたので見た目だけでは分かりにくくなっていますが、絶対に無くならないであろう塗色です。京急のように車体全体にラッピングした車両が出てくれると面白いのですが、より手間とコストが掛かる施工はイベント車以外にはしないでしょうね・・・。
今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~
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コメント
こんにちは。能登で充電完了して来ました。(笑)釣りは悪天候でできませんでしたので、その分お魚のお料理を…。(笑)
「湘南色」の秘密の紐を解くとおもしろいですね。確かに根府川辺りはみかんの生産が盛んですから、
「早川橋梁」付近はみかんと電車のコラボの写真が多いですね。
JRになって、各地で「地方色」になっても、ずっと「湘南色」をキープしてましたから、「湘南色」のチカラって凄いんですね…。
クモハ489-901さま
こんにちは
いつもコメントありがとうございます
湘南色に限らず国鉄色のルーツを知ると面白いですよ~
少し前に「国鉄色車両ガイドブック」なる本を買ったのですが興味深いです。
湘南も全国区ですね!
静岡出身の大学の友達から聞いた話なので、どこまで正しいのかわかりませんが、緑はお茶の緑だと、、、なので東海道線の色は「お茶とみかん」で静岡カラーと言っていたのを思い出しました(笑)。
そいえば我が家には、湘南色は113系までしか、、、スカ色はあるんですがねぇ~(笑)。
ビスタ2世さま
こんにちは
いつもコメントありがとうございます
山なのかお茶なのか・・・
静岡周辺ならどちらでもいいですね!(笑)
113系の湘南色はいつかフル編成で入手したいです。