閑話小話 42　東芝府中とEF65 535

皆さま　おはようございます

昨日あたりから更に電車が空いているように感じました。
都が休業要請を出したからだと思いますが異様な雰囲気です。
私も出勤してはいますが、ここまでリスクを冒す必要があるのか･･･敵が目に見えないウイルスだけに実感も湧かず、とても心配です。指示が無い以上行かねば欠勤ですしね。

さて今回は、東芝府中所属のEF65-535です。
先日、東芝府中(北府中)からクモニ83とクハ103が陸送されたと記事になりました。この両車はよく北府中駅ホームから見てましたよ。新造車の構内試運転やEF65-535で目の保養をさせてもらったものです。

概要

EF65の500番台は高速列車牽引のために開発された機関車であります。
535号機は高速貨物列車牽引用(F型)でしたが、国鉄が寝台客車牽引用(P型)に改造、特急色をまといブルートレイン牽引の任に当たりました。当時1970年代はブルトレブームでしたから牽引機が足りなくなったのでしょうね。東京口ブルトレの牽引機がEF65-1000・EF66と変わっていき、535号機は再び貨物機として高崎機関区に転属することになります。JR更新色やJR型機関車のなかで国鉄特急色は何とも言えないオーラを放っていましたね。人気の機関車でありました。しかし、2007年か2008年に引退となり保留車となったものの車籍は維持され大宮のフェアに顔を出したりなどしてくれました。引退後には保存会が結成されるほどの人気者でしたが、なかなか行き先が決まらずヤキモキしました。そこで製造した東芝が手を挙げてくれ生まれ故郷である府中に帰っていきました。。。

これは嬉しかったですね～･･･ファン、保存会、東芝社員、皆がホッとしたことと思います。

TOMIX EF65-535

模型はTOMIXから決定版「高崎機関区セット」として3両が製品化されています。
535号機は高崎転属後の貨物機とされていますが、JRマークなし・グレーHゴム・艶々ボディ・GPSアンテナ付きとなっていますが往年の姿が楽しめます。当区では、無線アンテナは取り付けましたがGPSアンテナは敢えて付けませんでした。カプラーはショートタイプのTNとKATOナックルに換えています。ナンバー特定機なので、前面のナンバーは印刷済みで嬉しい対応です。が、銘板はユーザー取り付けなんですね･･･中途半端。。。しかし持っていて損はないアイテムですね。市場には残っているようですので気になった方は是非どうぞ。

往年の国鉄型特急色！　お求めはコチラ

なぜEF65-535の話になったかと言いますと、北府中の東芝に長らく保存されていたクモニ83006とクハ103-525が陸送で「ポッポの丘」に運ばれた記事を見たからなんですね。この2両は東芝府中のアイコンと言えるだろう車両で人気があったかと思います。私も用があって北府中に行った際にはその姿を見たくて探してました。クモハ103-58ってVVVF試験車も居たのですがこちらは傷みが激しく廃車になってしまいました。

クモニ・クハも錆が激しく痛々しい姿ではありますが、「ポッポの丘」が第二の故郷となり綺麗に補修されてファンを喜ばせてくれることと思います。

今回はこの辺で･･･
次回もお楽しみに～