皆さま おはようございます
昨日はエアコン取付工事の予定でしたが雨が強かったために延期としました。しかし、工事が混んでいて月末まで待たねばなりません。雨降って少しは涼しくなるといいのですが、この時期はただ蒸し暑くなるだけの方が多いでしょうね。しばらく我慢です。
さて今回ですが、EF62をご紹介します。
先日EF63を出してみたのですが、やはり本務機も出さないと締まりませんよね!最大の特徴である3軸台車はたまに見たくなるんです。
信越本線のエキスパートになるはずだった
横川ー軽井沢間の碓氷峠の勾配をアプト式から粘着運転で運行開始するに伴い、信越本線全線を直通運転することが可能な機関車として開発されたのがEF62であります。碓氷峠はEF63の重連を補機として従え、横川方面への峠の下りではEF63が先頭となるため3重連となって走行したのは有名です。
また、EF62を語るうえで欠かせないのが独特の3軸台車DT124でありますね。碓氷峠専用のEF63と異なり軸重制限のある他の区間も走行するため、急勾配に対応しつつも様々な軽量化が施されています。この3軸台車も軽量化のためで台枠や梁にも特徴が見られ外観上の特徴となっています。それ以外にも軽量化の努力が屋根上にも見られ、FRP(強化プラスチック)で成型されたカバーを設置し、しかもその透過性で車内の明るさを補っているといいますから涙ぐましいですね。パンタグラフの下部にもFRPが奢られていますが、強度が落ちるため2本の梁を通してパンタグラフを設置しています。模型でもシンプルに見えてなかなか見応えのある造形なんですよね。
信越本線の貨物・旅客列車の牽引に活躍したEF62ですが、碓氷峠越えに貨物列車を通さなくなったこと、新幹線の開業により運用が減ったため下関に転属し本来の用途外での運用に入ることになりました。
TOMIXでもKATOでも
高崎・篠ノ井に所属し碓氷峠越えをしていた時代と、下関に所属し東海道山陽本線系統の荷レを牽引していた時代のどちらを再現するかで品番が変わるかと思います。つい先日KATOから下関時代のが出ましたので荷レをやられる方にはドンピシャですね。碓氷峠を越えていたCアンテナ付きの機体も個人的に好きなんですが、JR化後の田端所属時代のもTOMIXから製品化されています。「能登」なんかシブいですよね。
当区の田端機はカプラーと基板の交換を行っていますが、KATOの車両を牽く予定がないためTNカプラーのみ搭載となっています。
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本来の目的を果たしていたのは20年くらいで、下関に転属し平坦な路線を高速走行していた機体も多くあります。しかしこれが悲運の機体と言える所以かもしれませんが、荷レの運行が数年で終わってしまったんですね。既に峠越えもしておらず余剰となり廃車が続き・・・なんとも勿体ない機体でありました。
しかし3軸台車など特殊な造形と碓氷峠越えのドラマ、峠の下りでEF63と3重連になるなど記憶に十分残る機関車であります。模型では長く活躍させてあげたいですね!
今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~
コメント
こんにちは。
外は強雨です。出かけたいのに…。
波乱万丈の車生を送ったEF62、
特急「はくたか」ほくほく線試乗会で、直江津
駅構内で見た時は、車内から歓声が上がってました。(笑)
信越線での任務を失い、山陽へ転属となりましたが、3軸台車は軸重を減らす事はできても、
平坦地の高速走行には向いてなかったんですね…。まだその頃は伯備線も電化されてなかった?ので、伯備線の使用も視野に入らなかったんでしょうか…。
悲運な機関車は数あれど、優等列車の先頭を飾ったEF62は明らかな軌跡を残したと思います。
クモハ489-901さま
おはようございます
コメントありがとうございます
EF62は見たことあるような無いような・・・記憶が曖昧なんです。
なので模型を買いました。ホント面白い機体ですよね。
貸しレに行く機会があれば持ち込みたい列車No.1です!
その後の64とか65に比べ、特定線区向けだったことが災いして短命に終わりましたね。
でもあのC-Cの動輪は独特なもので、うちにも国鉄時代のものと、JR時代のものが共にKATO製でおります。
14系寝台&座席の急行「能登」の牽引が最も華やかな運用だったと思います。(うちではそのパターンでの運転が多いですね)
南武蔵野線さま
おはようございます
コメントありがとうございます
やっぱ「能登」なんですね!
当時の記憶が曖昧で、取り敢えず標準の12/14系を適当に組んで走らせています。
3重連は小さな模型でも圧巻ですから見入ってしまいます!
貸しレに持ち込みたいですね~