閑話小話 89 フルリニューアル!ヨ8000

皆さま おはようございます

先日は局所的な大雨で冠水したところがあったようです。幸いにもこちらは大したことなかったのですが、武蔵野線も運転見合わせがあったようですから散々でしたね。最近は集中豪雨の威力が増してるように感じますから、各自でできる防災対策は考え直しておいた方がいいですね。せめて避難場所のチェックや連絡手段は確認すべきでしょう。

さて今回は、「ヨ」です。
KATOが40年選手だったヨ8000をリニューアルしましたよ。ついにテールライト点灯です!室内灯も搭載可能です(勿体ない使い方になりますが)。

ヨ8000

画像はTOMIX製です(汗)

ヨ5000/6000の置き換え用として1974年から1000両以上も製造された車掌車であります。車内にはトイレが設置され(これまでなかったことが恐ろしい)、石炭のダルマストーブが石油ストーブ化、照明は蛍光灯化、ブレーキシュー(制輪子)のレジン化による静粛性向上によって業務環境が格段に上がったそうです。しかし、1986年に貨物列車への車掌業務が廃止されたことから使用機会がなくなり廃車とされました。一部、JR貨物に残り添乗・控えとして使用されています。

国鉄時代の貨物列車を連想させる名脇役ですね。

イベント列車

なんと1985年に四国で「バンガロー列車」というイベント列車が運転されたんですね。ヨ8000に虫よけの網を張ってバンガローとして使用し、オハフ50を座席車として16+1両もの長編成!を原色のDE10が牽いたという、いま思うと夢のような列車でありました。

現況

1986年に車掌業務がなくなったことによる廃車が出ていましたが、JR貨物による甲種回送や大物車への添乗があり僅かながら使用されています。東武鉄道にJR西日本とJR貨物の余剰車が譲渡され「SL大樹」に使用されています。

オハフと連結しイベント列車風に

模型はKATOがリニューアル

国鉄時代の貨物列車の最後尾に欠かせない車掌車ヨ8000がフルリニューアルです。なんと両側のテールライトが点灯!一気に進歩しましたよね。室内灯が装着可能で蛍光灯となった照明が再現できます。デッキ横のステップは白く塗装されているので色挿しの手間が省けます。あと大きいのはダミーカプラーが付属したことではないでしょうか。

最新のヨ8000はギミック満載で高くなりましたが、最後尾を飾る車掌車に相応しい装備が奢られたと思いますね。しかし前述のイベント列車をやるには・・・テールライトが点灯しますし、何より高い買い物となりそうです。旧製品を数集められればいいですね。

殿(しんがり)を飾るヨ8000 お求めはコチラ
1両で佇む画もいい感じです

黒くて小さな車掌車・・・パっと見た感じ地味な存在ですが、国鉄時代の貨レを再現するにはないと締まらない存在ですね。派手目なク5000には黒いヨ8000が最後尾を引き締めますし、茶ワムもそうですね。赤いホキにも合うのではないでしょうか。黒い塗装は地味に感じていましたが、この3種の貨車には黒以外にないとまで思ってしまいます。

イベント列車を再現するには旧製品の中古がうまく見つかるといいのですが、根気よく探すしかなさそうですよ。しかし16連は圧巻かと思います。私もやってみたい(笑)

実際にヨ5000/6000に乗務された方はご苦労があったようです。ヨ8000に換わってどう改善されたのか手記を拝見するとなかなか良かったようですね。

興味の沸く貨車のリニューアルであります。

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. 南武蔵野線 より:

    両側のテールランプが点灯とか、ライバルとの差別化を意識した製品になってますね。
    ウワサでは一回り大きさが小さくなったとか。
    うちでは、片側のテールランプが点灯するTOMIX製があるので、スルーしますが大きさが揃いそうで、その点はいいと思いますね。(従来品はホントでかかったので)

    • 南武蔵野線さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      当区にもシキ用にTOMIXのが居るのですが、
      イベント列車のことを知ってしまうと再現したくなって仕方ありません。
      しかし、あの数揃えるのは難しいです・・・(汗)

  2. クモハ489-901 より:

    こんにちは。
    暑いですね~。(笑)内陸部では猛暑日の場所も
    あるかもしれませんね…。
    昔から点灯するよはちは、TOMIXが独壇場で、
    よはちが現役の頃は殆どの方が所有してましたね。時代が変わり、よはちが使われなくなり、
    時代は「赤い丸」になってからは、殆ど休車状態でした。次々とよはちが姿を消して行くと、
    今度は甲種回送で注目されましたね。
    北越急行の683系8000番台が甲種回送されるとき、機関車の次位によはちが連結されていたのは
    良い思い出です。車両メーカーから新潟トランシスまでの「台車付きトータルキット回送」は
    しっかり「ビデオカメラ」(笑)に納めました。
    20年前ぐらいに、糸魚川市内でよはちを見かけました。たぶん趣味で買われたのでしょう。
    今でもあるのでしょうか…。

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      今日も暑いです・・・
      最近は甲種回送でくっついてますね。
      最新車両に交じって黒い車両が1両だけ目立っていて面白いです。
      趣味で買われる方が居るのですか~・・・羨ましい!

  3. かずくん より:

    おつかれさまです!
    私も予約で2両導入しましたが、旧版がオーバースケールだったと後から知り、増備するか思案中です。
    個人的にはあまり印象がありませんが、緩急車が貨レの前後に連結されていた事もあるようですし、増備するなら室内灯をつけなくてもいいかな~、とか思ってます(先の2両に取付済なので)。どうせ尾灯が点灯するようになったのなら貨レの前側に連結したときに尾灯が点灯しないようにオンオフのスイッチがあればなおよかったのにと思いました。

    • かずくんさま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      スイッチあったら良かったですね~
      その点TOMIXは片側のみ点灯ですので、考えてある・・・のかな?
      サイズ違いは知りませんでした!