閑話小話 199 私鉄通勤型電車の王道 東武 8000系

皆さま おはようございます

台風の影響なんでしょうか?週刊天気予報には傘マークが並んでいます。気温が下がりそうですので体調管理には十分気を付けてくださいね。うちの息子ですが、ちょっと鼻風邪気味で学校に行きましたら早退させられました。しかも迎えが必要とのことで嫁さんまで早退しています。用心に越したことはないのですが、なんだかなぁって感じですね。

さて今回ですが、「私鉄の103系」こと東武8000系であります。
最近は東武線に乗車する機会がなくなってしまったのですが、KATOから更新車が出ることですし急行運転もされていますしアーバンパークライン(野田線)完乗といきたいところです。

「私鉄の103系」東武8000系

更新顔は別型式のような変貌ぶりでした

1960年代の登場した東武鉄道の通勤型車両であります。
約20年間700両強が製造され、国鉄・JRの103系に次ぐ私鉄では最多の両数となります。その両数と製造期間の長さから「私鉄の103系」と呼ばれるほどなんですね。

野田線(現アーバンパークライン)では、18m級の3000系が吊り掛けモーターを唸らせ運用されていましたが20m級の5050系に置き換えられ、1989年には10030系の本線投入に伴う転出で8000系が配置されるようになります。2004年には5000系を置き換え、2013年の60000系投入までの約10年間は8000系で統一され「8000系天国」として一目置かれる?!ことになりました。

1986年から延命化・サービス向上を目的に修繕工事が行われます。前面がブラックフェイスになり新形式かと思わせるほど印象が変わりましたね。10030系の投入で、8000系は支線へ押し出されていくのですが、野田線(現UPL)の8000系は6両固定で運用されるため、不確かですが・・・1990年ごろから2両編成に中間車化改造を施し、4両編成に組み込み4+2両の6両編成を作る工事が始まったかと思います。こんな編成が13編成あり、うち6編成の2両編成は運転台が撤去(乗務員室はあります)された編成であったかと思いました。この際に外された機器類や前面スカートは3両編成改造時に流用されています。流用の歴史は東武らしくて好きな部分です。

模型はKATOが参入

重厚なミンデン台車をKATOが再現するとどうなるか

KATOからの一報を聞いたときは驚きましたね~
しかしフタを開けてみると4両と2両のセットで2両は先頭車なんですね。野田線を再現するには4+2両編成とするしかありません。当然中間に封じ込められた先頭車には運転台がありますから、約40数編成中7編成のレア車となりそうです。あとは金額でしょうか・・・いつものKATOと比べると高いような気がしますね。コロナの影響なのか、TOMIXで言うHGのような高規格品なのか、ちょっと判りませんが現物を見るまでは「待ち」でいいかと思っています。しかし、台車は造形が複雑なミンデン台車を履いた編成がプロトタイプなようですし・・・KATOの台車は彫りが深く、重厚・低重心が再現されていそうで期待が持てそうです。気になる1本であることに間違いはありません!

当区の8000系はマイクロエースのリニューアル品ですが、当時はこれが決定版と思い(高かったのですが)頑張って購入しました。曰く付きの前面の意匠が改善され素晴らしい出来映えとなっています。ヘッドライトがHID化された編成ですからKATO車と並べて比較して楽しむことができるかもしれません。

地元車なので悩みますね!

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後継車60000系と

8000系もまだ10数編成が残って頑張っています。今は本線・東上線系統から10000/10050系が転属して8000系を置き換えていますね。8000系天国だった野田線(UPL)も8000/60000系は半々といったところでしょうか。気が付けば4+2両編成は全廃され、6両貫通編成を見ることができるのは野田線(UPL)のみとなります。日比谷線直通70000系の投入により後継60000系の投入が一段落してしまった感じがありますが、今後60000系の再投入はあるのでしょうか。はたまた他路線からの転属でしょうか?遅かれ早かれ8000系は更新されるので注視していたいと思います。

記録をお考えの方は早めに計画されたらよろしいかと思います。

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

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