閑話小話 258 スキーシーズン到来!EF58とEF16

皆さま おはようございます

冬将軍到来のようですね~
日本海沿岸にお住まいの方々はくれぐれもご注意くださいね。スキー場関係者の方には朗報となるのでしょうか。何事もほどほどがいいですが、恵の雪になるといいですね!今年は去年と違って雪不足にはならなそうな気がします。コロナの弊害は気になりますが・・・

さて今回ですが、雪をイメージして思い浮かんだのが上越国境越えでした。
EF58牽引のスキー臨時列車がEF16を補機に従え清水峠を抜けていったのですね~

上越国境 清水峠越え

EF58とEF16 豪雪地帯を走行するための装備が満載

もう35-40年近く前のことになるのでしょうか。まだ上越新幹線が開業していない時代です。スキーブームだった頃ですので、上越線沿線の名スキー場に押し寄せるスキーヤーに対応するためにスキー臨が多く設定されていました。新前橋の165系がフル稼働で、週末には幕張の165系を借り、「白山」用の489系まで借りてまで輸送力確保を行なっていたくらいです。田町や幕張の183系を借り出して臨時特急として運行されたこともあったようですが、既に「とき」が相当数運行されており、臨時特急を組み入れる余裕はなかったようです。よって、臨時急行が主役となっていたのですが、週末は12系客車2編成が運用され、うち1編成は12両編成となり水上ー石打間の清水峠越えはEF16が補機として連結されました。

EF16はEF15に回生ブレーキを追加装備した改造車で、1951年に板谷峠越え用(福米形)が、1955年に清水峠越え用(上越形)が投入されています。EF58との重連は夜間にしか見られなかったようです。夜間には足の遅い貨物列車と夜行列車が走りますから、連日EF16の増結解決に忙しい夜となったことでしょう。また、EF16には重連総括が搭載されていないため、本務機との力行・惰行の合図は汽笛で行っていました。その合図に機関車と運転士の魂を感じますね。。。

模型はKATOより

12系客車は賑わったでしょうね!

EF58は長岡の35号機がナンバー特定機として製品化されています。上越形としても製品化されていますが、前面の車番取り付けが気に入らないので、35号機を導入しています。EF16もそのものずばりが出ていますね。重連運用を想定しトラクションタイヤが装着されていません。かなり軽量なので牽引力としては・・・ですが、小さいながらもデッキ付きの機関車は雰囲気は十分です。広いレイアウトで走らせたいですね。

12系はTOMIXのですが、KATOからも国鉄仕様が出ていますのでお気に入りの1本をお求めください。機関車は何にでも合います。室内灯は雰囲気を重視してTOMIX純正を奢りました。マステによる座席モケットの表現はこれからです・・・

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手を取り合い峠越えに挑む

岩原の大カーブをEF16の吊り掛けモーターが唸り声をあげて登ってきます。山影で姿が見えなくても音だけでEF16と分かったのではないでしょうか。今ではEH200がスイスイと登っていくのでしょうが、当時の冬は補機の力を借り、手に汗を握りながらの運転だったことでしょう。大変なご苦労であったことと思います。汽笛の合図が峠をこだまして・・・聴いてみたかったですね~

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

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