Nゲージ 1618　往年の中央線特急 381系 しなの

皆さま　おはようございます

今日も夏日のようですよ。昨日は予報より上がりましたよね？？
春の運動会シーズンは終わりましたでしょうか･･･もうじき梅雨入りですね。昨日の朝の武蔵野線はファミリーが多くて混んでました。みんな運動会代休でしょう。ごっそり舞浜で降りてくんですけどね。しかし、５月とはいえ暑かったですから秋とどちらがいいのか判断に迷いますね。日差しは春の方が優しいかな？

さて今回は、新緑の木々は背景にないのが残念ですが(笑)、381系しなのを出してみました。

すっきりスマートな381系

381系の概要です。
軽量化のため車体はアルミ製としていますが、外観は183系などと同様に高運転台に特急色です。低重心化のため重量物である冷房装置は床下に搭載したので、屋根上はパンタグラフのみの機器類で非常にすっきりしています。183系とほぼ同じスタイルですが、振り子作用により車体が振れたときの接触を防ぐため車体裾の絞り込みが大きくなっているのが特徴でしょうか。若干華奢な感じに見えますが、その裾の絞り込みがカッコいいです！
また、分割併合を想定してクハには貫通扉が取り付けられましたが100番台には見送られましたね。しなのややくもの増結編成でクハが中間に封じ込められる編成はカッコいいんですが、先頭で幌がなびいている顔は個人的に好きではありません。

381系と言ったら「振り子」･･･模型で再現できる

381系と言えば「振り子」ですね。ここを語らない訳にはいきません。私自身の勉強を兼ねて調べてみました。半径400mの曲線における通過速度+20km/hを実現し、また走行時の乗客にかかる遠心力を軽減し乗り心地も改善したそうです。中央本線や紀勢本線の連続する曲線区間では大いにその性能を発揮して従来車両での所要時間より大幅に短縮することが出来ました。
私自身、しなのを松本から名古屋まで乗車したことがあるのですが、周りから言われていたほど「振り子＝酔う」という印象はありませんでした。私自身、車両に興味があり振り子を意識していたせいもあるでしょう。何も知らない乗客は違和感を感じたかもしれません。車掌が酔い止めを常備していたようですよ！

機械的なところですが、振り子装置は自然振り子装置でカーブで車体にかかる遠心力により車体を傾けるものであります。振り子の作用による揺れなど車内環境の低下を避けるため、最大傾斜角は５度となっています(ちなみにE351系も５度)。速度が50km/h以下の時は動作しないようになっています。５度という角度は結構な傾きですね。E351系で体感しましたが傾くと景色が変わります。縦揺れもあるので酔う人はいるでしょうね。

KATO レジェンドコレクション

国鉄時代の名車ですので「KATO レジェンドコレクション」として製品化されています。ホントに素晴らしい出来栄えですね。ほとんど弄るところがありませんで物足りなく感じるくらいです(笑)
室内灯のみクリア白色を組みました。何度も書いていますが、座席パーツの赤青派手な着色がションボリしますけど室内灯が点灯するいいアクセントになるのは間違いありません(うそっぽいけど・笑)。
また、実車同様に振り子機能がありますが、さり気ない傾きでおもちゃっぽくないところに好感が持てます。パノラマしなのやグレー屋根100番台のくろしおがバリ展されているので気になる方は是非どうぞ。そうそう、ついにやくもも製品化ですね･･･待っている方は多いのではないでしょうか！

当方の楕円レイアウトでも振り子の傾きが楽しめますので、是非とも情景のいい貸しレに持ち込みたくなります。山岳路線がよく似合う車両ですが、このレジェンド381系は９両１Mですから勾配は要注意ですよ。ご予定のある方には２M化をしておきたいところです。せっかく雰囲気のいい貸しレに持ち出しても登坂出来ないのであれば興覚めですからね。

KATOのAssyは入手しづらいので･･･やくも発売時がチャンスかもしれません！

次回もお楽しみに～