Nゲージ 1761 急行が元気だったころ 165系

皆さま おはようございます

20℃を超えると少し暑く感じるようになってきました。
着るものが難しい季節ですね~・・・外は寒い(涼しい)けど室内は暑い。風邪引きませんように!
ぼちぼちインフルなんて言葉も聞こえてきそうです。

さて今回は、急行型の165系を出してみました。
中央線DCを想定して走らせてしまうと外せない車両であります。

急行型の標準 165系

165系はデカ目がカッコいい!
概要

直流急行型の勾配・寒冷地仕様として開発されたのが165系であります。
東海道線で活躍した153系は平坦・温暖地向けの車両であったため、中央線や信越線には不向きでありました。平坦路線向けの高出力型の導入は系列を集約することから見送られ、結局165系が急行型の標準となりました。

中央東線には1960年台に導入され「かいじ」として運用が始まりました。当時は甲府までの電化でしたので、甲府以西へはDCが活躍しておりました。直ぐに上諏訪・松本と電化しキハ58を置き換え、165系が中央東線の急行列車として君臨します。

当時国鉄の急行型は多層建てを想定した車両構成で、クハ・モハ・クモハの3連を基本にサロ・サハシを挟み込むような組成でした。「アルプス」「かいじ」「かわぐち」「こまがね」が代表格ですが、堂々とした長編成で新宿が発つ姿は雄大であったと思いますね。地方では基本3連で駆ける姿もカッコよかったです。特急と違って華やかさはありませんが、各地へ向かう登山・スキーなど観光客、地元の移動手段として活躍しました。

TOMIXの定番品 KATOの意欲作

カーブを抜ける165系

当区の165系は以前にTOMIXで揃えましたが、KATOから意欲的リニューアル品として「アルプス・こまがね」仕様が製品化されました。KATOのが素晴らしい出来栄えでTOMIXのを持っていたもののかなり心が揺らぎましたが・・・なんとか堪えました。あったとしても佐渡などの違う仕様にしようかと思います。

TOMIX HGについては、とにかくパーツが多くてケースを開けた瞬間に嫌な溜息が出そうですが(笑)、これも楽しみの一つだと諦めて装着しています。車番やアンテナの有無を選択できるのがTOMIX HGの強みではありますが、ズボラな私は取り付け・印刷済みの方がありがたいかもしれません。室内灯はテープLEDによる自作品を装着しています。座席パーツがグレー1色ですので真っ白い灯りになりますが、ボックスシートの紺色のモケットを再現すると灯りの印象も変わってくるハズです。KATOは紺1色の座席パーツかと思いました。

扱いやすさはKATOかもしれません。短編成でも十分楽しめる形式ですので是非どうぞ。

旧客との離合も絵になりますね

以前に松本に住んでいたことがあり急行アルプスには興味があって再現したい列車でした。
(もう既に廃止されていましたので乗車は叶いませんでしたが・・・)
模型で国鉄急行型車両を堪能すると、優等列車は「あずさ・かいじ」だけではないことを強く感じます。味で言ったら急行の方が濃厚な気がしますね(笑)
鉄道で登山やスキーに出掛ける時代でしたから新宿駅の中央線ホームは活気に溢れていました。昨今、若者のクルマ離れが語られますが鉄道業界に追い風は吹くのか?良いことが起こるといいですね~

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんにちは。
    電車急行最盛期の頃ですね。
    今のように高速道路もまだ未整備で、国道も街の中を通っていた頃、バスで何時間もかけないと都会に来れない時代は、急行電車の需要は大きかったですね。都心や大阪から地方の隅々まで、愛称板とサボも誇らしげに走ってましたね。
    時代が変わり、愛称板や、サボもLED表記になり、
    「急行」の列車種別もなくなってしまいました。
    多少遅くとも、あっという間に目的地に着けなくても、旅情がありましたね…。
    私も457系の「サロ」と「サハシ」さえ手に入れれば、
    「立山」や「くずりゅう」を再現できるので、
    中古品を探しています。(笑)

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      今回は先頭の愛称板がない姿での運転となりましたが、
      そう言われると付けたくなりますね(笑)
      アルプスの小さめのHMに側面にはサボも・・・
      457系の大きなHMもいいですね!サロサハシの入線を楽しみにしてます~