皆さま おはようございます
今日はお休みいただきます。
飛び石の休みで落ち着かないですが・・・あるだけマシですね。
左足首に爆弾もあるので足湯に浸かりながらしっかり休養したいと思います。
さて今回は、常磐線快速と常磐線各駅停車(千代田線)です。
当時の国鉄と営団を代表する103系と6000系が入り乱れた時代を回想してみたいと思います。
103系と6000系
概要
1970年代の最初の頃に北千住ー我孫子間が複々線化され、常磐線各駅停車の千代田線への乗り入れも開始されました。103系の1000番台が乗り入れ用に投入されています。車両の仕様は以前も書きましたが、地下乗り入れのため前面に避難用の貫通扉を設置し、難燃仕様、勾配対策で8M2Tまで動力車比率が高められています。30‰を超える勾配で立ち往生した場合に他編成で救援出来るだけのM車構成となっております。床下に並んだ抵抗器の排熱・冷却が地下トンネル内で上手くいかず故障が多発しました。
これらを解決するために国鉄はチョッパ制御の新型203系を投入、103系を千代田線内から淘汰します。千代田線を追われた103系1000番台はエメラルドグリーン1色に塗り替えられ、常磐線快速転用や105系化改造を受け余生を過ごすことになります。
対する営団の6000系はチョッパ制御で回生ブレーキ付き、消費電力の違いは全く違います。電気代を営団から請求されることもあったそうですから相当な差です。車体こそ40年使う想定で作られ、機器類はチョッパ制御からVVVFインバータ制御に換装するなど近代化?工事を行っておりました。
103系の決定版 TOMIX HG
所感
鉄道模型界においてもロングセラーな103系でありますが、「これぞ」という決定版が無かったんですね。KATOも何度かリニューアルはしていましたが中途半端な出来でしたし、入門者用の製品では買い替えにはつながらないでしょう。マイクロは再生産が望めませんしGMのEVOシリーズではハードルが一気に上がってしまいます。そこでTOMIXがHGで製品化してくれたのは朗報でした。塗装や表記など物足りない箇所は少々ありますが全体的なフォルムは良いと思いますし、不満箇所は手を入れれば十分良くなる仕上がりですね。
当区において0番台と1000番台をマイクロエースのを入手出来ていたのですが、1000番台は非FWの古い製品でしたのでTOMIXに入れ替えました。動力ユニットをFW化することも考えましたが、1000番台の抵抗器が並んだ床下パーツを移植することが出来ませんでした。さらにライトユニットを分解しLED付け替えをする勇気はなかったですね・・・改善するかも分かりませんでしたし。
いつもの整備をば
取説通りにパーツを組み付け、室内灯はLEDテープによる自作品を装着しています。JR仕様にしたかったので珍しくJRマークのインレタを貼りました。前面の窓下に上手く貼れなく・・・最後の1枚になったときはシビれました。HGだけにTNカプラーSPが標準装備ですが、ブレーキ配管やジャンパ栓が表現されたのが大きいです。
電球色に強く光るヘッドライトと行先表示幕が白く灯る仕組みは、いつもながらスゴいと思います。
プリズムを薄い青に着色するアイディアには唸りました。出来ることなら晩期の仕様にも出来るように運行表示がLEDになったパーツも欲しかったですね・・・。
お求めはコチラ ※初期型冷改車 待望の再生産
103系、6000系どちらも名車の名車ですね。
実車は引退となりましたが模型ではまだまだ現役ですので頑張って走って貰います!模型は新仕様でのリニューアルはどうでしょうか。KATOは非冷房車しか製品化していませんので、いつかメトロ仕様の冷房車が出てくるかもしれませんね!当区はマイクロ製に出物あり入線させましたがKATOとなれば迷ってしまいます。
当時の爆音な走行音を思い出しつつ・・・独り運転会を楽しみたいと思います。
今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~
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