閑話小話 287 オデコの2灯が1500番台の証 485系

皆さま おはようございます

海沿いの職場はこの時期の通勤が一番ツラいです・・・夏も嫌ですがそれ以上ですね。
つい先日は海風吹きっさらしだったので、乗車できたときに「これで帰れる」と思うとホッとしますよね。混み合う武蔵野線でも、車内で陣地が確保できれば安堵感で小さな幸せを感じます(笑)

さて今回ですが、大好きな485系の中でも特徴的な2両を出してみます。1500番台ですね。
特にクハはオデコに2灯式のヘッドライトを載せ、存在感を示しています。

想定が甘かった・・・ 1500番台

特急色とイルカ色 どちらもカッコいい!

北海道向けの特別耐寒耐雪装備を搭載した485系の区分で、1974年に製造されています。既に711系が札幌ー旭川間の電化区間で冬季でも安定した性能を発揮しており、同系をベースに新型車の開発が検討されましたが機器類のトラブルにより計画が頓挫してしまいました。機器トラブルは解決できたため300番台をベースに1500番台が登場するのですが、耐寒耐雪強化型の台車、ブレーキ、ヒーター付きの機器ケース、視認性向上のためにライトやワイパーの増強など設計変更が行われています。

試運転を兼ねて特急「白鳥」に投入されたのち札幌へ回送、特急「いしかり」で北海道デビューします。が、本州用に開発された300番台をベースに再設計した耐寒耐雪装備では甘かったようです。粉雪が電装部品に侵入し凍結や絶縁不良、ドアや貫通幌から粉雪の侵入・凍結、で北海道特有の粉雪にやられたようです。間引き運転など行い予備車の捻出などしましたが根本的な解決には至らず、1978年には北海道専用車781系が一から開発され、量産車による置き換えが完了した1980年に1500番台は青森へ里戻り?したのでした。

模型でも人気な 新潟T18・勝田K60編成

勝田のイルカ K60編成

勝田車両センターに配置されたK60編成は、白地に青帯を巻いた爽やかな印象を持つ塗装で、クハの側面にイルカのイラストが描かれた団体列車として使用された波動用車両です。2013年にお役御免となりました。クハ481-1504と1505が両端に組まれています。上沼垂でグレードアップ化改造が施され、9両のT編成運用時は後は波動用として運用されていました。2002年に勝田へ転出しK60編成として特徴ある姿で人気を博しました。2013年に運用離脱し廃車されています。

新潟車両センターのT18編成は、片側のクハ481に1500番代を組んだ編成で、塗装は上沼垂色だったものの国鉄特急色に戻され2015年まで活躍しています。特急「いなほ」「北越」だけでなく急行「能登」や快速「ムーンライトえちご」として運用されています。クハ481-1508は青森へ出戻ったあとに鹿児島にまで転属したことで電化区間最北端・最南端両方で運用された実績のある変わった経歴の持ち主です。JR化後に秋田へ転出し特急「つばさ」「あいづ」として上野駅に来ていた関係で、首都圏用の保安装置を搭載し、青森転出時には車内減光装置も搭載したことで後に波動用として重宝されることになります。2015年に廃車となりましたがクハ481-1508は保存されています。

新潟のT18 首都圏にも来てました

模型は両編成ともにTOMIXが製品化しています。
T18編成はリニューアルされており、クハのスカート周りの変更とダミーカプラー化、印刷済みヘッドマークには「能登」が収録されています。「能登」が嬉しいですね~
K60編成はマイクロエースが製品化していましたが、まさかのTOMIXでした。HG規格の485系には定評がありますからこの発表も嬉しかったです。K40編成にも期待しています。床下がライトグレーなのが郡山出場車の特徴ですが、スカート下のスノープロウだけ黒パーツなのが不思議です。手持ちのグレーパーツに付け替えています。

室内灯は両車ともに自作品を搭載しました。クロハはグリーン席だけ電球色にしたくオレンジのマステで調色しています。加減がなかなか難しく納得の仕上がりには至っておりません。。。

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1500番台は本来の目的を果たせませんでしたが、その特徴的な外観が人気を博し晩期は波動用として一目置かれる存在となりました。好きな485系が地方から首都圏へ乗り入れてくる姿に興奮したものです。ほぼ地元車であるK60編成は何度か見掛けていますが、その塗装が目立つのなんのって・・・無意識に「おぉ~」と声が漏れていたかもしれません(笑)
T18は上野駅で見ているような気がします。。。記憶が定かではありません。

いずれにしても昭和~平成の時代を駆け抜けた名特急車両です。
模型でもしっかりとその雄姿を拝みつつ走行を堪能したいですね!

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

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コメント

  1. クモハ489-901 より:

    おはようございます。
    485系の資料はたくさんありますが、これだけ多岐に渡って開発されて来た車両ゆえ、「影」となった部分も多かったんですね…。
    1500番台に関しては正に
    「神話」であってもおかしくない、
    九州での活躍は、「西郷どん」も驚いたと思います。(笑)
    こちらの「能登」でもボンネットと
    1500番台の両顔が見れましたし、
    善き活躍だったと思います。

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      1500番台は想定不足が否めなく悲運だったのかもしれません。
      予算的なこともあったでしょう。
      まさか九州に行かされるとは思ってなかったでしょうね!

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