閑話小話 288 カラシと青タキ 絶妙な組み合わせ

皆さま おはようございます

今日も一日頑張っていきましょう~
早いものでもう週末ですね・・・休みなのは嬉しいですがホント時が経つのが早い。
このコロナ禍で、ただただ時間が流れていくだけのような毎日です。。。

さて今回ですが、EF65-1127(2127)とタキ1000を出してみます。
タキは日本オイルターミナルの青一色とし、一見地味ですが編成美が感じられます。そのタンカー列車を、カラシ色の貫通扉が可愛らしい人気者1127(2127)号機に牽かせてみます。

「カラシ」 1127(2127)号機

貫通扉のカラシ色が愛称になった

唯一稼働している広島車両所更新色機で、最大の特徴はカラシ色の貫通扉でありますね。2017年に大宮車両所で更新工事を受けているので暫くは現在の姿で稼働するのですが、厳密に言いますとこの塗装は「広島風」な塗装で、大宮が近い塗装(ライトブルーが濃くなった)にして出場させたのであります。

次の更新でどうなるか見ものですね。最近の機関車にはJRFロゴが描かれなくなりましたので、側面についたロゴが無くなるのは確実ですが、カラシ色とライトブルーが維持されるのか・・・期待して待ちましょう。関西ブルトレを彷彿とさせる原色復帰も有り得るかも?!そもそもですが、EF210-300の新鶴見投入が続いていますので運用が見直されるはずですし、検査を受けない可能性も十分にありますね。

タキ1000 日本オイルターミナル色

インクブルー1色の統一美

コキ100系等で編成されたコンテナ列車は高速貨物列車として最高速度95km/h以上で走行できますが、タキといったタンク車は75km/hに留まっており所要時間短縮やダイヤ作成の懸案となっておりました。そこで、石油類貨物列車の高速化を目的に開発されたのがタキ1000であります。低床台車とタンク構造の見直しによって積載量は45tにまで増やし、老朽化したタキ43000等を置き換えています。

日本オイルターミナル社が所有するタキ1000は伝統的な紺色(インクブルー)に塗装されています。一時期は水色の帯が巻かれたり、矢羽があしらわれたりとカラフルな印象がありましたが、検査時にインクブルー単色に変更されてしまいました。ちょっと残念ですね。日本オイルターミナル社のタキ1000のみで編成された高速貨物列車を「スーパーオイルエクスプレス」と命名し編成美を見せつけられましたよね。昨今、ハイブリッド車やオール電化が流行ったりと石油燃料の使用量が減っており、石油輸送も斜陽化しているためか最近はタキ1000の新造が見られないですね。

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カラシ色が一層目立ちますね

模型はEF65-1127はTOMIXの2両セットです。少し前に改番後の2127号機が発売されましたが(迷った挙げ句)入手していません。カラシ色の貫通扉が特徴的なのですが、明るいライトブルーがまたいいんですよね。当区の模型はいつでも新製時(出場時)の状態なので・・・塗装の明るさが際立ちます。タキはKATOの「エコレマ」付きで車間短縮カプラーを仕込んだ程度ですが、これで十分ですね。

車体のインクブルーと台車のライトグレー、カラシ色がアクセントになってよい画が見られます。

EF65-1127の過去記事はこちら
 閑話小話 252 もうひとふんばり EF65-1000 貨物更新機

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

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コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんばんは。
    コンテナ貨物と双璧を成す、
    石油輸送は、我々の生活を支える
    重要な輸送ですね。自動車以外にも、発電機やエンジンポンプ、
    エンジンで稼働する機械がたくさん存在しますので、ハイブリッド社会とはいえ、需要があるんですね…。
    電気自動車以外はガソリンが必用ですし、輸送は確実に必用と思います。こちら北陸では石油輸送が見れないので、タンク車が見れるのは
    羨ましいです…。(笑)

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      今時期のタンカーは満載で走ってますが、一時期よりは減ったのかもしれません。
      しかし必需品には変わりありませんから重大な任務ですよね。
      先日の高速道路の件もありますし、車の電化はまだまだ怖いです。