閑話小話 105 EF65 57号機 茶釜の系譜

皆さま おはようございます

移動自粛要請が解除され徐々に通常の日常に戻っているようです。しかし、通勤だけを見ていると、明らかに人は増えていますが以前見ていた混雑の光景とは程遠く、かなり楽です。在宅勤務されている方が多いのでしょうね・・・在宅でも効率が変わらない人はこのまま今の勤務体系にシフトした方がお互いにハッピーかと思います。

さて今回は、茶色いEF65を出してみます。
先日KATOから(ホビセン扱い)茶タイプとして発売されましたね。

EF65 0番台 茶色の系譜

埃が・・・(涙)

2次車として1964年頃に製造されたグループで、57号機は1965年に新製され新鶴見に配置されました。青地にクリーム色の警戒色を前面にまとったいわゆる原色で落成し、岡山へ転属してからも貨物機として活躍を続けていました。

国鉄時代に茶色に塗装された機体はなかったのですが、民営化後に廃車となったはずの9号機が茶色に塗装変更を受けJR貨物で復活したのには驚かせられました。この9号機が引退し56号機が茶色を引き継ぎ運用されました。が、この56号機も2003年に引退。57号機が高崎機関区に転属し2004年の全検時に茶色へ塗装変更を受けファンを再び喜ばせました。56号機引退後すぐでしたので予想していたファンも居たかもしれませんね!

56号機は前面の飾り帯が金属磨き出しで窓押さえは白Hゴム、JRマーク付きなのに対し、57号機は飾り帯が塗装、窓押さえHゴムは黒、JRマークなしとなっているのが違いであり特徴となっています。

57号機は高崎機関区所属時代にちょくちょく関東へ足を運んでいたので、私も見掛ける機会がありました。高機3代目の茶釜として大人気の機体でしたよね。蘇我から青や黒のタキを、鹿島貨物ではタンクコンテナを牽いてきたりと楽しませてくれました。しかし、2008年に再び岡山へ転属し運用に入りましたが故障し2011年に廃車となりました。

模型はKATOがタイプで製品化

近代のコキタキも似合います

TOMIXがそのものズバりな56/57号機を出していますが、「カラシ」こと1127号機とのセットとなっている57号機は人気のせいか高額取引となっています。ネットオークションではたまにバラし品が出品されることがありますので、気になる方は覗いてみてください。私は発売からしばらくして中古品を入手しましたが、57号機はジャンク品を掴まされてしまい・・・近々買い替えの予定です。補修するつもりでしたが諦めました(涙)

そして、KATO(ホビセン)が「タイプ」として製品化してきましたね!
しかし、JRマーク付きの白Hゴム仕様ですので57号機ではなく56号機として再現するのが良さそうです。500番台の屋根を流用しているようで無線アンテナの位置も違うみたいです。「タイプ」として割り切った方が良さそうですね。

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武蔵野線内をよく走ってましたから当区ではもっぱらタキ1000牽引の運用に入っています。いつか酸化エチレンのタンクコンテナを載せたコキ200を何両かつなげて鹿島貨物風をやってみたいですね。見た目は地味な車体の茶釜ですから、少し派手めなコンテナがよく引き立つように思います。

これを機に56号機も入手して・・・茶釜祭りをやってみても面白そうです(笑)

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. ビスタ2世 より:

    KATOは56号機がプロトタイプでしたね。
    まぁどのみちアンテナの配置が違っているのでタイプとしかならないでしょうけれど、、、Hゴムは交換パーツ出してくるかもしれませんね。EF65-1000のクロゴム化パーツは打っていましたから。そのうちアンテナの位置の付け替えパーツ、、、そりゃボディーごとになるから、、それならちゃんと作ったほうが良いですね!!

    でも、この茶色の機関車はカッコいいですよね!!

    • ビスタ2世さま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      57号機とするなら思い切った改造が必要そうですね~
      56号機も十分にインパクトのある機体でした。
      JRマークが・・・って思う人は多そうですけどね・・・
      茶色い機関車を見直しましたよ!

  2. yk より:

    漢字が違います。 釜 は ご飯を炊くカマです。

    機関車を カマ と言う場合のは  罐 です。

    罐 は かま かん で漢字変換すると出てきます。
    汽車の罐焚き(きしゃのかまたき)と言う小説があります。