閑話小話 185 東海道・山陽本線の貨物列車

皆さま おはようございます

今日明日はお休みいただきます。
心配していた天気はなんとか持ちそうで、用事を済ませられそうでよかったです。遊びに行く用事は特に入れなかったのですが、思い付きで何処か出掛けるかもしれません。1日中在宅ならまたお座敷レイアウト広げようかと思いますね。

さて今回ですが、日本を横断する東海道・山陽本線の貨物列車について書いてみます。旅客・貨物どちらにおいても大動脈であり日本の物流を支える路線であります。

本州を横断する大動脈

ヤードで佇むEF66兄弟
東海道本線

1870年代の鉄道が開業した翌年から貨物列車は運行されており、東海道本線においては約150年間続けられています。新鶴見と吹田の間では40往復/日ほどの列車が運転されており、まさに大動脈と言えるでしょう。首都圏と中京・阪神地区を結ぶ列車だけでなく、北海道・東北・北陸・山陽・九州と他地方からくる列車も東海道本線を経由して運行されています。旅客列車との兼ね合いから深夜帯を走行するのですが、1時間あたり6本もの貨物列車が走行する時間帯があるのですから凄いですね(さらに保線も行うのですから24時間稼働ですね)。

定期列車は主にコンテナ列車で、最大26両全長500mもの列車が運行されるのですから大迫力です。中京地区では火力発電所から排出されるフライアッシュの輸送が専用貨車で行われています。不定期列車としては関西からの新製鉄道車両の甲種回送でしょうか。

首都圏や大阪、名古屋付近には、貨客分離のために貨物列車専用線が設置されています。関東では鶴見から小田原付近にまで設定されており、貨物列車だけでなく旅客列車の「湘南ライナー」や「サンライズエクスプレス」(遅延回復のため)が運行されることがあります。

山陽本線

東海道本線と鹿児島本線から乗り入れるコンテナ列車が大半です。関門トンネルと瀬野ー八本松間の急勾配が見所?で、幡生(下関)で関門トンネル対応に交直両用機EH500に付け替え、瀬野ー八本松間(瀬野八)ではEF210-300やEF67が最後尾に補機として連結され直通しています。また、伯備線は山岳路線のためEF64-1000が牽引しますね。東海道本線から直通する列車は青い直流機ですが、他機関車の出番も多く見応えのある路線なのかもしれません。

模型はTOMIX・KATO両社より

いよいよ出区の2機

新鶴見・吹田・富山・岡山機関区に所属する機関車が縦横無尽に駆け巡っています。
両社から製品化されていますのでお気に入りの2-3両で是非再現してみてください。さすがにコキ26両の牽引を自宅でやるのは難しいですから、広い貸しレに持ち込んで再現してみたいものです。
現在であれば、EF64-1000、EF65-1000、EF66-0,100、EF67、EF210-0,100,300、EF510-0,500、EH500あたりが運用されていますが、時代によってはEF58やEF62といった国鉄型車もいいですね。コンテナ列車が1編成あると機関車だけ付け替えて遊べますから、お気に入りの1本を是非どうぞ。

車両そのものの整備については、いつもと一緒ですので割愛します。
撮影用の情景アイテムとして、機関庫(車両庫)、スラブレール、開放ピット線路(KATO)があると、素晴らしいものになろうかと思います。コンテナヤードは長さが必要ですが、機関区・機関庫ならば小スペースで作れそうですね。

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富山から出張ることも多いようです

東海道・山陽本線を往くコンテナ列車は、大型の私有コンテナや海上コンテナが多く載っているイメージなのですが、それを模型で再現しようとするとコスト的にも大変な目に遭います(笑)
先日、ヤマト宅急便のコンテナが出ましたので(エラーはありましたが)、そのコストはいくらか下げられたかもしれませんが、まだまだ欲しいコンテナはありますよね。最近よく見掛けるピンクのONEコンテナが出ることがあったらいくつか欲しいとは思っています。

実車に則したコンテナ列車を再現しようとすると大変ですが、日々コンテナ搭載状況をチェックして製品化されているかも調べ、なければ自作し・・・念願の1編成が完成すれば感激しますよね~。このあたり分かっていただけた方は、立派にコキ・コンテナスパイラルに陥っていますね(笑)

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんにちは。
    地球温暖化防止の一貫として、鉄道
    貨物輸送の役割はトラック長距離輸送よりも注目されていますね。
    そんな貨物輸送を支える機関車たちも多種多様で一度に覚えられませんね。東海道本線は昼夜問わずに西へ東へと走り、目的地へと向かって行きます。模型では貨物列車は無敵ですね。好みにもよりますが、長くても短くても貨物列車は様になるものです。海上コンテナも興味津々ですよね。「K-line」は最近あまり見かけませんが、ピンクの「ONE」はこちらの港湾コンテナヤードで見かけます。
    かつてKATOの総本山で買った、韓国のコンテナ輸送会社の「Hanjin」のコンテナは貴重になりました、
    「Hanjin」の会社は倒産してしまったそうで…。(汗)

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      乗換駅ホームの正面に湾岸道があるのですが、
      大型トラックの荷を見ていると楽しいですね。
      ONEのコンテナは目立つので直ぐに判ります。
      海コンだけを載せたコンテナ列車やってみたいですね~