閑話小話 67 103系時代 京浜東北線

皆さま おはようございます

連日初夏の陽気で暑かったのですが、昨日は雨が降って落ち着きましたね。
今日はどうでしょうか?洗車したいのですがタイミングが合わず・・・天気予報をみては迷ってます。気分だけでも晴れ晴れとしたいですね!(笑)

さて今回は、国鉄の汎用通勤型電車103系です。
スカイブルーの高運転台車ATC付きを出してみます。

京浜東北線へのATC車投入

思い切ったような切妻がいいんですよね~

私が物心ついた時は京浜東北線はというと高運転台クハが先頭に居りましたが、以前は
長くクモハ入りの7+3両分割編成が標準的でした。冷房を搭載した車両が新製されましたが山手線や中央線に投入され、捻出された非冷房車は京浜東北線に転属し101/103系化が完了しますが・・・非冷房車天国と化していました。1970年代前半のことかと思います。
1974年頃ようやく京浜東北線にも冷房車が投入され、先頭車はATC搭載準備車となり高運転台となります。その後はATC車で増備されクモハや非ATC車は徐々に常磐線や青梅線に転属、非ATCクハとクモハは中間封じ込めとする組み換えが行われ6+4の10両編成となりました。最先端車両を配置する山手線の真横を走る京浜東北線ですが、車両の更新はなかなか渋いものがあったようですね。

模型は各メーカーから

グローブ型のベンチレーターが並ぶのも101/103系らしさ

鉄道模型の定番品として、入門セットとして昔から製品化されている103系でありますが、数年前にTOMIXがHG規格で出してくるまでは決定版と言える製品がなかったように思います。KATOに期待していましたが正直中途半端な製品でしたし、GMのEVOシリーズのようなキット品はハードルが高く、マイクロは専用編成ばかりですから手を出せない方が多かったのではないでしょうか。そこで満を持してTOMIXです・・・ま、諸々言いたいことはありますけど精密な103系を待ってましたよね。私も好きな型式ですし飛び付いたクチです。スカイブルーとウグイス、エメグリには通学で、カナリアには通勤でお世話になりましたので持っておきたい型式でした。スカイブルーは京葉線仕様も馴染み深いので外せなかったですね。

当区にはTOMIX HGが所属していますが、パーツが多いだけに精密緻密で103系の特徴をよく捉えているように思います。前面のジャンパケーブルは若干オーバースケールではあるものの雰囲気十分ではないでしょうか。室内灯にテープLEDによる自作品を装着したくらいで、その他は弄ることもなく純正のままです。ヘッドライトと表示幕の点灯具合が上手く再現されているところは素晴らしいですね。幕は過去に近隣に住んでいたので「東十条」としています(笑)

高運ATC車待ってた方! お求めはコチラ
運転席後ろの小窓がないのがATC車

過酷な通勤(痛勤)を思い出させる車両ですが、模型はラインカラー全色集めたくなるから不思議です。低運・高運すべて集めてみたいですね~。ちなみに当区にはウグイスだけ居ないので、山手線仕様も欲しいのですが後回しになっています。そのうちにですね。

長い期間、都心の顔として、国鉄の顔として君臨した103系であります。
現在の通勤型電車には見た目の面影はないものの、103系から得たノウハウは多く引き継がれているかと思います。素晴らしい功績を残した電車です!

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんばんは。今日のこちらは霧雨でハダ寒い
    1日でした。今日は金麦撮影は無理でした…。
    高度成長期を迎えた日本の経済を支えた103系、
    この間まで大阪で走っていたので、
    遠い過去のようには感じませんね。
    でも、山手線にしかり、京浜東北線にしかり、
    今までは茶色かった電車もカラフルな電車になったのは、高度成長期を迎えた日本の経済状況の象徴だったのかもしれません。
    平成元年頃に生まれて初めての103系乗車は、
    稲毛から津田沼までの総武線の黄色い電車でした。瞬く間に205系、209系、E231系、E233系と変わって行きましたね…。
    スパッと切ったようなお顔は、我々田舎の人間には、「都会の電車」と印象付けました。
    模型も安価でしたから、増備し易かったです。(笑)

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      カラフルなラインカラーにドキドキしたものです。
      幼少時はオレンジ・カナリアが近くに居ましたが、エメグリは遠い存在でした。
      ウグイス・スカイブルーを見るとお出掛け気分になれましたね(笑)
      今では車体色でなく帯色になってしまいましたが、当時を思い出させるには十分です。