Nゲージ 1747 ステンレス 常磐線

皆さま おはようございます

3連休はいかがお過ごしでしょうか。
台風の影響でそれどころじゃないって方も多いと思います。幸いにも我が家への影響は少なかったのですが、昨日は家の片付けなどやってました。模型を置いている部屋の窓に貼っていた飛散防止のテープを嫁さんが剥がしてくれたのですが・・・足を滑らし数本が転覆脱線。コキ50000の手すりが破損しました(汗)

さて今回は、ステンレスの常磐線ということで、新しめのE501系とE231系を出してみました。

E231系 エメグリ仕様

基本0番台 見慣れた顔ですね

陳腐化・老朽化した首都圏の通勤型(103・201・205・301系 )置き換え用に開発されたのがE231系であります。2000年に総武線に投入され、0・500・800番台と首都圏の各線に拡大しJR東日本の標準型と言える車両です。省エネとコスト削減を目的に開発され、そのコスト削減が目に見えて分かることもあり色々と揶揄される方も居ますが、技術的には後継車に大きな影響を与えた車両なんだと思います。現にJRだけでなく、東急や相鉄、都営に南海と有力私鉄にも採用された型式なんですね。

常磐線快速について

103系15連が爆走していた常磐線でありますが、車両更新は201・205系等を挟むことなく一気にE231系の投入となりました。この変わりように驚いたのと戸惑ったのを覚えていますね・・・(笑)
帯色は103系と同色のエメグリのみの予定でしたが、千代田線との誤乗車を避けるために投入直前に黄緑の帯が追加されたかと思いました。同様にE501系も帯が追加されています。当時は取手以北へ向かう415系が普通電車と呼ばれ快速と同じ停車駅(快速以上に停車しない時も)で混乱をきたしたことから快速に統一された時期でもありました。 私はユーザーでしたので何とも思っていませんでしたが、初めて乗車する方は分からないですね。

10+5両の最大15両編成で運転されることから、基本10両編成の取手方クハに電気連結器が備わっています。成田線においては付属編成*2の10両編成で走ることもあり楽しめます。

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KATO E231系 常磐線仕様

当区のE231系は初期ロットの常磐線仕様のため帯色が現行の上野東京ライン仕様とは異なります。少し黄色が強いんでしょうか?実車より鮮やかに見えるような気がします。
さすがKATOの出来で強化スカートのステーに色挿しを施し、純正室内灯クリアを装着したのみですね。クハにはフック付きのカプラーがつきますが電連のように見えるのでヨシとしています(笑)

E501系 上野口仕様

懐かしい?E501系15連(ホントは10連)

そしてE501系ですね。
取手以北は当たり前のように通勤圏ですから通勤型車両の延伸が要望されていました。ご存知の通り取手以北は交流区間ですので、ロングシートの103系やE231系は入線出来ません。近郊型の415系は3ドア車ですので混雑時対応に限界があったので、103系の置き換えも視野に入れた新車E501系が投入されます。しかし、オールロングシートのため長距離ユーザーから不満が出たこと、トイレがないこと、交直流車で直流車を置き換えるコストを鑑みると不向きと判断され2000年を待たず製造されなくなりました。有名なのはシーメンス社製の動力で、ドレミファインバータと呼ばれ音階を奏でるようなものでした。私も好きで聴きたくてE501系が来ると嬉しかったものです。京急はじめ他線でも採用された動力はコアなファンが多く居たものと思います。

10+5両の分割編成ではありますが、4扉の利点を生かすために混在時間帯での運用に就くことが多かったため、ほぼ15両固定で運用されていました。E531系が登場すると徐々に機会を減らすことになります。E531系により上野口近郊型が統一されるとE501系は土浦以北の運用に回ることになります。面白かった動力も更新時に東芝製に交換されました。残念ながらシーメンス社は日本撤退になりましたね。

TOMIX E501系

TOMIXの基本セット・増結セットにて15両編成を再現しています。
209系とこのE501系は好きな形式なので所有していますが、このE501系の床下は相変わらず209系用のままなのが残念でなりません。ヘッドライトも電球のままで表示幕まで電球色で点灯しますし、ライトスイッチがありませんので15両編成化した際も点灯しっぱなしになります。基本設計が古い・・・改善していただきたいですね。15両限定運用ならばライト基板を抜く方法もありますが、自宅の小レイアウトで遊ぶには10両での運用もあるので基板を抜くまではしておりません。

屋根上に碍子が並ぶ物々しさはさすが交直流車で見ていて楽しいですね!

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こんな離合も見られましたよね

車種や帯色が複雑で初めて乗車するには難しい時代でした。上野駅での乗り換えも地平・地上にホームがあって且つホーム間の移動距離もあり難しかったですね。今でも日暮里乗り換えの方が多いと思います。車両が統一されることで一般ユーザーの乗り間違いは減ったことと思います。コアなファンには物足りないかもですが(笑)

ちょっと前はこんな時代もだったなぁと思い出しながらの独り運転会であります!

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんばんは。
    先日の長野千曲川の氾濫、嫁さんの従姉妹のダンナの実家が被災しました。浸水被害で1階の家具類、電化製品、食品全てパーだそうです…。(汗)
    新幹線も浸水し、はたして修理して復帰できるのか、とても心配であります。
    お題の501系、ドレミファインバータで有名でしたね。シーメンス社が日本撤退とは…。
    209系顔の501系、トイレ増設で快適になるでしょうね。中央線も準備工事中だそうで…。
    満員の通勤ラッシュ中は使えるかな?(笑)

    • クモハ489-901さま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      それはそれは・・・大変だったですね。地域と合わせて早い回復を祈るばかりです。
      ドレミファインバータはJRはE501系のみ採用されてます。あとは京急1000/2100形だったでしょうか。
      国内拠点がなかったのでしょうか?メンテが大変だったようですよ。世界的メーカーなんですけどね・・・

  2. ぱじー より:

    リアルに多くの新幹線が水没とか~本当に今回の台風はすごかった。
    「E501」が走る水戸界隈もすごいようで
    列車がもう正常に運行されることは、ある意味「奇跡」です。
    これから先「被害状況」はどんどん明らかになるでしょうね・・・
    早期全面復旧を願うばかりですね。

    • ぱじーさま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      関東近郊の被害が甚大ですね・・・
      箱根の惨状は目を覆いたくなります
      これから紅葉シーズンで出掛けたくなる地域ばかりで辛いです。