Nゲージ 1834 最短走行距離 寝台特急 北陸

皆さま おはようございます

なんとか学会も成功裏に終え清々しい気分で休みを取ることが出来ます。
今日はダラダラしていようかなぁ・・・(笑)
当初は釣り?なんて思いましたが世間は連休なんですよね。混雑してるので止めます。
小部屋の整理でもしながら模型と戯れていようかと思いますね。

さて今回は、ブルートレイン北陸であります。
上野ー金沢間を結んだ寝台特急であります。寝台特急の中では走行距離500km超と最短距離でした。

寝台特急 北陸

親不知の断崖絶壁がモチーフ EF64-1000が掲げる
概要

「北陸」の前身は1920年代にまで遡ります。
上野ー金沢間に設定された普通列車が前身で、戦時中は廃止されましたが1940年代に定期急行列車として復活しました(一時期は大阪まで運行されていたようです)。信越線経由で運行されていましたが、急行「黒部」を吸収して上越線周りに変更、2往復化され1号は特急に格上げされました。2号は「能登」に改名し「越前」と合わせ3往復体制で北陸地方を結びました。が、ここでもやはり高速バスや飛行機に苦戦し2010年に廃止されてしまいます。「能登」はもうしばらく残りましたが2012年に廃止となっています。

走行距離500km超は寝台特急の中では最短の走行距離で、当時の20系客車の陳腐化もあって「寝られない」という声もあったそうです。補管急行の「能登」の方が人気があった時もあったと聞きます。客車を14系に変更し快適度が増したようですが、高速バスへの対抗、補管急行「能登」との差別化を図るべく、特急としてのグレードアップを早々に行っています。「シングルデラックス」「ソロ」「シャワー室」を連結しビジネスユースや女性客を取り込んでいきました。1990年代は12両編成で運行されていましたが、廃止直前は8両まで減車されていましたね。

TOMIX さよなら「北陸」

長岡のEF81にも黄色いHMがよく似合いますね
概要

ブルートレインが廃止されると製品化されていたTOMIXの「さよなら」シリーズですが、「北陸」についても漏れずに製品化されました。本製品ではEF64-1000の新規製作とEF81初のFW搭載という(私にとっては)大目玉がありまして、特にEF64-1000は期待していたので予約購入した次第です。

EF64-1000は長岡の1052号機想定で素晴らしいプロポーションですね。プラパンタは賛否ありますが私は一切気になりません。ヘッドライトも電球色で点灯しますし最高の逸品だと思っています。
そしてEF81。長岡の151号機を想定しています。手すりや開放テコの別パーツ化は進んでいましたが、いよいよ動力に手を入れられました。静かで滑らかな走り出しにうっとりします。

いつもの整備を

取説通りにパーツを組み付けていきます。相変わらずのパーツの多さでヤル気が起きるまで待つ必要がありますが(笑)、仕上がっていく様を見ていると心の中でガッツポーズしたくなってきます。

EF81は、うろ覚えですがヘッドライトが何かおかしかった気がしますね。ライトが暗かったのでバラしたらプリズムが黒く塗られていました(多分、灯り漏れ対策)。この黒を落として別途遮光対策を施しています。

客車は新規金型で特徴的な個室車ソロなど製作されています。
シャワー室のロゴもいいアクセントになっていいですね。エヌ小屋で内装表現し室内灯はTOMIX純正を奢っています。スハネフの床下機器がグレーで塗り分けされているのもよく目立ちます。

個室車が充実した14系

8両と短い編成が自宅レイアウトにちょうど良くて走らせる機会が多いです。
(同じ理由で「銀河」も走らせる機会が多いです・笑)

短くてもブルトレがレイアウト上にいると華やかになりますね!当区は関東近郊の車両が多いので、列車の離合は都会的な雰囲気になってしまいます。いつかローカルな風景も再現してみたいのですが、簡易的なお座敷レイアウトに拘りたいのでどう情景を再現するかは今後の課題となります。

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. ビスタ2世 より:

    北陸!!まだ入線できていないんですよねぇ~。なんかは圧倍の時にいつもタイミングが悪くて!!
    乗ったことのある数少ない寝台列車の一つなので、絶対に手にしたい編成なんですがねぇ~。

    ブルートトレインは時代の中で消滅してしまいましたが、それは人数の多いわれわれ世代がまだ若くそして貧乏で、移動に安さを求めていたからで、今なら、、、というか今はもう夜行バスは厳しいですからねぇ~。次の日の朝一から動けるのであれば寝台料金は決して高い値段ではないと思っちゃいますからねぇ~。前日に新幹線で移動して宿泊したほうが高いですから。復活したらそれなりに需要はあると思いますが、、、JRとしてはもう面倒なんでしょうねぇ(笑)

    • ビスタ2世さま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      通常品の北陸も値段が上がってますね・・・
      再生産を待った方が良いかもしれません。
      次世代ブルトレはビジネスユースで需要あると思いますけど、
      やりたくないんでしょうね。

  2. クモハ489-901 より:

    こんにちは。
    「北陸」、「能登」の2列車、金沢から東京に行く時の選択肢のひとつでした。
    翌日朝早くからの行動なら両列車は有効でしたね~。寝台料金払っても北陸の数分後に能登が到着していましたし、能登の混み具合はけっこうあったそうですよ…。
    「北陸」は朝早くに金沢に到着するとあって、
    「早朝サービス」で金沢到着後、金沢運転所まで寝てる乗客を乗せたまま移動し、起床された乗客を金沢駅まで送り届けるサービスがあったそうです。無理やり起こさないサービスってありがたいですよね。(笑)

    • クモハ489-901さま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      新幹線が通っちゃうと寝台列車の勝ち目はないですね~
      6:00台に到着する列車でしたが9:00くらいまで車内に居られたようですね。
      しかも金沢駅までの運賃はサービスだったとか。なかなか粋なサービスかと思います。

  3. […] 上野駅で「金沢」と書かれた幕を見ると「遠いところまで行くんだなぁ・・・」と思ったものですが、北陸新幹線に乗車したときは「なんて近いんだろう!」と驚いたものです。金沢はお尻を痛くするか1泊して出掛けるところですよ・・・この認識はすぐにブッ飛びました。金沢は鉄道メインで旅をするところではなくなったということですね。模型では、この「北陸」と「能登」とで当時の上野駅の雰囲気を懐かしみつつ楽しめたらと思います。過去の寝台特急「北陸」記事もご覧ください! Nゲージ 1834 最短走行距離 寝台特急 北陸今回はこの辺で・・・次回もお楽しみに~ […]

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