Nゲージ 1867 485系 函館はつかり

皆さま おはようございます

暖かい陽気で過ごしやすいですが、また雨やらで気温も下がるようですので注意しておきましょう。
せっかくの連休を家でまったりだけで過ごすのも勿体ないのですが、最近の人混みは色々怖いですから・・・大人しくしていることにしようと思います。

さて今回は、485系「はつかり」です。
上野口ではなく東北新幹線アクセス特急になった際の短編成で遊んでみます。

東北新幹線アクセス

「はつかり」の青と朱色のヘッドマークが映えます
概要 名特急「はつかり」

かつては上野ー青森間で運行された名特急列車であります。
1950年代に運行開始し当初はキハ80系が常磐線経由で、後に東北本線経由に変更され583系・485系が駆け、関東と東北・北海道の架け橋として大活躍しました。1982年の東北新幹線開業に伴い盛岡ー青森間に区間短縮され新幹線へのアクセス特急の位置付けとなります。モノクラス6両編成だったのを半室グリーン車を組成し、1988年には青函トンネル対応の工事が施し一部の3-4本が函館まで運転されました。2002年に東北新幹線が八戸へ延伸し「はつかり」は廃止となり、「つがる」「白鳥」にアクセス特急の役目を譲りました。

「はつかり」としても活躍した485系3000番台が「白鳥」に、「スーパーはつかり」として時間短縮に貢献したE751系は「つがる」に名を変えて八戸・青森から運行されました。あいにくE751系は青函トンネル対応工事を施さなかったので青森止まりとなりました。対応工事が施されていれば・・・違った展開があったかも?!

小型化されたパンタグラフが特徴

青森に所属した485系は青函線・青函トンネル運用対応として、トンネル内を140km/hで走行するにあたりパンタグラフをPS16から架線追従性が良く小型化されたPS26Bに交換されています。自動制御装置も専用を搭載しました。確かATC-Lだったでしょうか。このあたりの対応が3000番台にも生かされているのでしょうね。

模型で再現するにあたり

半室グリーン車と分かるように室内灯に細工をしました
概要 仙台A1A2編成から

この485系1000番台による函館入りしていた「はつかり」を再現したく、諸氏のブログ等を読み漁りました。改造が必要なものの仙台に所属した団臨用のA1A2編成が加工に都合が良いことが分かりました。TOMIXが製品化していましたし幸いにも売れ残りが多数あった時期でしたので・・・中古で1セット購入しました。

A1A2セットは格安で入手できたものの床下がグレーですから黒にせねばなりません。6両分の台車と床下機器、TNカプラー、トイレタンク、スノープロウを入手したのですが、スノープロウはメーカー取り寄せとなり手間とコストを掛けた1編成となりました。

クハ481-1015にはグリーンマークインレタを貼り付けクロハ481-1013化しています。印刷済みの元の車番は勿体なくてそのまま残しています。パーツを組み替えればA1A2編成に戻せる算段ですね。また、普段室内灯はテープLEDによる自作品を取り付けることが多いのですが、クロハは普通車とグリーン車とで灯りを変えたかったので室内灯は既製品を購入しオレンジのマスキングテープで電球色風に調色しています。客室が仕切られた座席パーツは欲しいですね。

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床下機器・台車をそっくり入れ替えた「サイボーグ」となりましたが、再現したかった編成が造れたので満足しています。コスト的には痛かったですけど・・・(涙)
積極的にはオススメしませんが(笑)、興味のある方はお試しください!

後日、TOMIXから485系の「はつかり 祝 海峡線開業セット」が製品化されています。
当区では前述の6連がやりたかったので購入には至りませんでした。さすがに10両編成の限定品でしたので手が出なかったのが本音でしょうか。パンタグラフがPS16だったり車掌室の窓が大きかったり、その時代によって趣の違う485系ですから当区のサイボーグとは若干見た目が違います。

分かりにくいですがグリーン席と普通席とで灯りを変えています

専用設計ではありませんので細かいところは違いますけど、コスト度外視で造った完全に自己満足の1編成であります。パーツリストを眺めながらアレコレ考える楽しさを思い出させてくれました。最近は特定の編成をメーカーが製品化してくれるのでこの感覚は忘れていましたよ。

何処かの貸しレに持ち込んで走らせたいですね!

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんにちは。
    今日はスキーを予定しておりましたが、
    雨天のため来週に順延にしました。
    やはり485系の話題は尽きないですね。(笑)
    日本の土木建設工事の結晶の中を、国鉄技術の
    結晶の485系が走る…。どちらも世界最高水準の
    技術ですね。
    E751系は少しもったいない運用でしたが、
    青函トンネルの歴史にはきっちりと名を刻みました。
    短い編成でも最新鋭の新幹線に負けない魅力、
    これぞ485系の魔術ですよね。(笑)

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      485系ですから・・・どうしてもねぇ?(笑)
      今日あたりから西日本は雪が降るとか。
      スキー場など降って欲しいところには降って貰わないと盛り上がらないですね。

  2. ビスタ2世 より:

    そうですよねぇ~。最近はメーカーから特定編成を狙い撃ちで出してきますからねぇ~。嬉しい反面自分だけという楽しみが失われてしまいますよね。そしてメーカーのほうもそんな特定編成を狙わないと売れる車両はもう出し尽くしたという感じなんでしょうかねぇ~。確かに特定編成ならばベースとなる編成はありますから、バーツを申請したりすればコストを抑えて新製品を出せますからねぇ~。大物の新製品・・・なくなってきましたよね。

    • ビスタ2世さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      ネタがないんですよね。
      何本か気になる車両はあるんですが、商売になるかと言われると微妙です。
      K60編成のようにお気に入りの1本が製品化されると嬉しいですが、
      なかなかあることではないですからね~
      難しい時代になってきました。