Nゲージ 1891 仮設レイアウトとキハ183系

皆さま おはようございます

今週は夏日が続きそうですよ・・・マスクが蒸れて暑さ倍増となりそうです。
自粛が解けて通勤ラッシュもそれなりに戻るでしょうから不快指数も上がりそうです。しかし用心しましょうね・・・ここで気が緩んではいけません。

さて今回は、キハ183系を出してみました。
以前、部屋を移動しレイアウトを片付けたのですが、KATOのカントレールの良さに気付いてしまい・・・レールセットを購入しましたので仮に走らせてみました。架線柱を設置していないので気動車にしてみた次第です。

北海道専用気動車 キハ183系

0番台と500番台の並び 大幅な仕様変更
概要

北海道の耐寒耐雪設備とその他機能向上を再検討した専用車両として開発されたのがキハ183系です。長くキハ80系が使用されてきましたが、設備の陳腐化と極寒冷地での使用で故障が多発し置き換えが必要とされ、キハ181系を元に北海道の天候に合わせた仕様となりました。1979年にキハ183系の先行車900番台が落成し、約1年半ものあいだ試運転を行なったのち1981年に量産車0番台の製造・運用が始まります。その後、設計変更した500/1500番台、走行性能を向上させた550/1550番台が投入されキハ80系を淘汰します。現在はかなりの数が後継車であるキハ261系等に淘汰されましたが、最後の活躍を魅せてくれています。

基本0番台

900番台の試作車として製造され約1年半ものあいだ試運転を行ないました。
基本編成は7両とし増結し最大10両編成で運用されました。往く特急「北斗」は函館ー札幌間を10両で駆け抜け、さぞ迫力があったことと思います。先行車は量産車と区別なく運用されましたが、先に運用離脱しています。しかし、基本0番台は後継車の投入により2018年に全車が廃車となっています。

車体を傾けて高速通過・・・は線形です
500/1500番台

1986年から製造された後期型で、0番台がこれまで長編成化してきたことに対し短編成化する運用方針に変わってことによる仕様変更となっています。中間電源車であるキハ184の運用が見直され電源機関と走行機関を持つがトイレなしの500番台と、電源を持たず強力な走行機関とトイレを持つ1500番台の2種が在籍します。エンジンの直噴化やブレーキの強化が図られ最高速度120km/hまで対応した設計となっています。

エンジン音がこだましそう

初めてユニトラックを敷設してみた

ハイデッカーとノーマルなグリーン車
ユニトラックとヨガマット

部屋替えして初めてレイアウトを敷設しました。
勢いで購入した(笑)KATOのユニトラックV16のレールセットを組んでみたのですが、予想より大きなエンドレスとなり想定が甘かったです。レールは床に直置きではなく、9mm厚のヨガマットに設置するつもりで1700mmのを2枚購入していたのですがスペースが足りなかったですね。このヨガマットは厚みがあって柔らかいので車両の走行音(シャー音)と、線路がフィーダーを跨いだ際にできる凹凸の吸収を狙っていました。なかなか良さそうなので(品切れ中ですが)追加発注の予定です。安価なのもいいですね。

今回は架線柱が間に合いませんでしたので気動車の走行となりましたが、いずれはストラクチャーも揃えていきたいところです。以前よりスペースが狭くなり且つ、常設できない環境になりましたので色々考えることが多くなりました。

しかし、ユニトラックの曲線のカントや、複線間隔33mmの効果を改めて知ることとなり楽しみが増えました。システマチックなTOMIXも好きですが、ストラクチャーの充実度と合わせて見所の多いKATOユニトラックに転向する決心がつきました。

キハ183系 TOMIXが充実のラインナップ

走行させたキハ183系ですが、この形式はTOMIXが充実させていますね。
最近は専用編成でのセット販売が主ですが、以前は単品売りもあったかと思います。この暖色系に塗られた500番台が好きでしたので入手できて良かったです。いつか「北斗」編成も組みたくバラし品で1500番台を入手したいと企んでおります。

基本0番台は、やはり長編成がやりたく2Mの10両編成を組めるようにしています。タイミングよく入手することができましたが、気になる方は再生産時に一気に揃えるのがいいですね。中古は長編成化に必要なキハ182のT車が見つかりません。

室内灯はテープLEDによる自作品、ボディマウントのTNカプラー換装と定番メニューをこなしています。ヘッドライトの色味が青白いので色挿しした方がいいですね。床下機器の造形は彫りが深く力強さを感じさせます。

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基本0番台は2年ほど前に撤退し、NN183系は特急「オホーツク」「大雪」での運用のみとなっています。函館に居た同系も苗穂に集約され廃車が進んでいるようで、活躍が見られるのも僅かな気がします。エンジン換装や保守の見直しによって多少は延命したでしょうが、過酷な気象条件下でよく頑張っている車体かと思いますね。「北斗」が130km/hで運転して頃に乗車してみたかったです。

後継としてキハ261系1000番台の増備が進んでいます。振り子機能も搭載されず少し寂しいですが、キハ281/283系をも淘汰し北海道の標準車としての活躍は間違いないでしょう(はまなす色が出場したとか?)。

まずは、キハ183系の今後に注目していたいと思います。

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんにちは。
    北の大地を駆け抜ける183系、長編成で
    雪を蹴散らしながら爆走する列車は圧巻だったと思います。
    全てのものが凍りそうな環境でも走れる装備は、
    のちの、新しい車両への善きデータになりました。またデータの取れる車両が登場して欲しいですね…。
    KATOのレールデビュー、おめでとうございます。架線柱を取り付けますと、更にグレードアップですね。複線プレートレールは、カンタンに複線を表現できますから、楽ですね。
    ヨガマットは参考になりました。(笑)

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      KATOユニトラックは取り敢えずつないでみた程度ですので、
      これからストラクチャーを充実させていきたいと思っています。
      まずは島式ホームと架線柱ですね~
      ヨガマットはオススメなんですが、皆さん巣籠もりしてるので欠品してますね。。。

  2. ビスタ2世 より:

    カーブ区間!!確かにスペースを使っちゃいますよねぇ~。
    我が家でもたしか大外の480/447カント付きカーブレールがあったはずですが、大きなカーブのほうがリアル化と思い導入したのですが、スペースの問題でほとんど出してきていません(笑)

    でも豊四季さんのページを見て久しぶりにカーブシーンもいいなぁ~なんて思っちゃいましたよ♪

    • ビスタ2世さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      V16セットのすべてのレールが使えなかったんですよ・・・(涙)
      床に直置きならできたんでしょうが見栄えが悪いのでやめちゃいました。
      架線柱を設置したら直線走行シーンも撮りたいですね。