閑話小話 168 蘇ったローズピンク EF81 81号機

皆さま おはようございます

台風のせいでしょうか?涼しくて助かります。しかし油断は禁物で、小学校で体育の授業中に熱中症になったとニュースもありました・・・水分補給はしっかりとです。この涼しさは今だけでしょうけど・・・しっかり睡眠時間を取って体力回復しておきたいですね!

さて今回は、EF81の81号機お召し仕様ですね。
ローズピンクに銀帯をまとい、連結器や手すり、開放てこなどを磨き上げられた特別な機体です。

EF81 81号機「御召し」

カシオペア紀行牽引に抜擢されました

81号機は1973年に日立製作所が製造し富山機関区に新製配備されました。1979年にはEF80置き換えのために内郷機関区へ転出、1984年の内郷機関区の動力車研修基地廃止に伴い田端機関区へ転出し現在に至っています。

赤13号(ローズピンク)で落成し、1985年には2度にわたるつくば万博時のお召し列車運転の本務機に指定され側面に銀帯を追加、1989年にJR東日本色(赤2号)へ変更、1993年に流れ星が追加され北斗星色へ変更、2014年に再び赤13号のお召し仕様に変更されました。これまで4回?こんなに塗色変更された機体はなかったですよね。新製時からお召し仕様として落成した機体ではないために運用変更に応じて塗装変更が行われたのでしょう。EF58-61やDD51-842のように産まれ以ってお召し機ですと、各所がステンレス磨き出しになりますが、EF81-81は塗装による仕上げとなっています。

お召し塗装になりはしましたが、E655系があるためお召し列車運転の本務機に再び抜擢されることはほぼないと思われます。しかし、各機がカラフルな塗装をまとう時代に、いかにも国鉄らしい赤13号に戻ったことは1人のファンとして大変に喜ばしいことです!

模型はTOMIX・KATOの両社より

昔はこんな団臨もあったかと思います

カシオペア牽引機としてTOMIXの81号機を入線させました。
特別感のある機体ですから、実際に運用がなかったとしても模型ではトワイライトや北斗星、旧客に14系座席車、工臨でホキなど、気分に合わせて走らせてみても非常に面白い機体ですね。赤13号ローズピンクの車体とカシオペアのステンレスシルバーが合うのですよ。当方ではこの組み合わせが一番多いかもしれません。シルバーが何色にでも合うと言った方がいいでしょうか。

整備については、他のEF81と同様にTNカプラーをショート化・・・なんですがシルバーですよね。せめてED75-50用のライトグレーにしようかと思いましたが手持ちがなく、そのままになっていました。また、ヘッドライト基板は電球色に点灯するものへ交換しています。

厳かなローズピンクを・・・ お求めはコチラ
TNカプラーが事情により黒色なんです

実車は一度だけ地元駅で見掛けました。
EF81-81に限らず田端機はいつも見ても綺麗ですね・・・係員の皆さまの心意気を感じます。チキかホキの牽引だったと記憶していますが、黒い貨車にローズピンクが映えるんですよ。同じ色の機体がいないので遠目からでも「8181だ!」とテンションが上がったのを覚えています。EF81が富山から田端に転出し、後継車であるEF510-500が富山のEF81を置き換えるためにすれ違いで転出していく・・・面白い事象が起こるもんですね。

JR東日本管轄のEF81は、カシオペア運用以外にも工臨や配給の任がありますから交直両用機は絶対に必要な機体であります。私と同い年の8181ですので思い入れがありますが、近い将来に後継機がやってくるのでしょう(再びEF510-500でしょうか?!)。

もうしばらくの活躍を願いたいと思います。

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんばんは。今日も暑かった…。(笑)
    カシオペアとEF81、こちらにEF510-500番台が来てから見事に復活ですね~。こちらのトワ釜は、
    トワ釜の仕業がキヤに変わってしまうかも…。と噂されています。
    サロンカーなにわの牽引仕業はDD51牽引になってしまうかもしれません。北陸ではローズピンク釜は居ませんし、ある意味貴重かもしれませんね…。トワ釜の去就が心配です。
    北陸ゆかりの釜ですから、ローズピンクに戻して保存してほしいです…。

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      トワイライト色のEF81は残って欲しいですね~
      ローピンでもいいですが富山独自の特徴を持った機体ですからね!
      今日は特別蒸し暑いです・・・お互い熱中症に注意しましょうね。