閑話小話 123 試験塗装機の雄 EF65 1059号機

皆さま おはようございます

今日はお休みいただきます。
特に予定はないのでボーっとして過ごそうと思います(笑)
あ、何処かラーメンでも食いにいこうかな・・・

さて今回ですが、EF65-1000 貨物機の中でも特に人気のあった、1059号機通称センゴックを出してみます。生涯、新鶴見に所属し関東近郊を走り回っておりました。

EF65 1059 センゴック

側面のJRマークがホントに目立つ!

EF65の1059号機は、1000番台の6次車として1977年に新鶴見機関区に新製配備されました。民営化後のそのまま新鶴見機関区に残り、1987年には特急色からJR貨物による試験塗装が施されます。全体は青1色ですが前面に警戒色(黄色)を、側面には白く大きなJRロゴが描かれました。「JR貨物試験塗装色」と呼ばれ、2009年の廃車時までこの塗色で活躍したことで有名です。

1977年に製造された6次車ですは、1971年製造の5次車より5年以上も間が空いたため機器類の設計変更が行われています。主に難燃化・不燃化対策が施されたようですが、パンタグラフが下交差型にナンバーが切り文字からプレート式にと見た目も大きく変わっているのが特徴です。

模型はTOMIXから

警戒色もアクセント

TOMIXから限定品ですが決定版が製品化されています。
なかなか入手しにくいのですが・・・お探しの方いらっしゃいましたら以下リンクからどうぞ。昔にKATOが「タイプ」で製品化して人気となり、プレミア化したことがありました。当時、欲しかったんですけど買えなくて・・・結果的に買わなくてよかったですね(汗)
TOMIXが出すと聞いて即予約して購入した次第です。

取説通りにパーツを組み付け(ナンバー特定機なので取り付け済みがありがたいが)、ヘッドライトは基板交換で電球色化しています。パンタグラフは賛否あるプラパンタですが当方では全く支障なく、むしろ金属製のギラつきの方が違和感があるくらいです。ま、ここは好みの問題ですね。TOMIXの新ロットは金属製に変わったようですが未だ見ていませんが、どんな仕上がりなのか興味があります。

見つけたら即! お求めはコチラ

均整のとれたスタイル EF65は傑作機ですね

京葉線・武蔵野線界隈を走行する画をよく見ました。
蘇我から京葉線~武蔵野線を北上し越谷・朝霞方面へ。当時は沿線に居なかったので走行する実車を見られなかったのが残念でなりません。新鶴見で遠目に見掛けたのが唯一だったですね。ホントよく目立ってました。

JR発足直後に塗装変更を受けた車体ですので、JRマークPRの意図があったんでしょうね。大胆なデザインですがシンプルですので嫌味な感じはしないです。最後までこのデザインで居たのは周りからの評判が良かったからですよね。私はかなり好きでした。

特徴的で遊び心のあるデザインがこれからも出てくると面白いですね!

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんばんは。
    EF65貨物釜も色々な専用色にコーディネート(笑)されて、ファンを楽しませてくれましたね。センゴックもパッと見「ロクヨン?いえいえ、ロクゴーですよ。」と語っているような
    釜でした。(なるほど誤乗ありそうですね。(笑)
    そんな釜が貨物列車の先頭に立ち、
    JR貨物をアピールしたのですから、
    その功績は素晴らしかったと思います。
    最近はデコった釜は居なくなりましたが、
    地球にやさしい貨物輸送って書いてあった頃が
    懐かしいですね。
    余談ですが、ドイツ国鉄の機関車に、老舗だった
    鉄道模型メーカー、「メルクリン」の塗装の機関車がありました。残念ながらメルクリンは産業再生機構により、悲しい運命に終わりましたが…。(汗)

    • クモハ489-901さま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      確かにEF64-1000と似てますね(笑)
      色々な塗装が見られて、JR貨物の社風と言いますか、
      面白みが感じられたいい時代でした。
      メルクリンは・・・そうだったのですね。