閑話小話 129 開通まで 千代田線 22km

皆さま おはようございます

外はジメジメと暑いですね~・・・
梅雨明けまであと1-2週間の掛かるのでしょうか?今年は長引きますね。
職場の自席はエアコンの風がモロ当たりで、出社すぐと催事運営時は涼しくていいのですが、最近のように何もない日は座りっぱなしなので寒いんですよ。吹き出し口に何か仕込もうかと思います。

さて今回ですが、東京メトロ(営団地下鉄)千代田線です。
車両と言うより沿革について書いてみようと思います。

千代田線 建設着工

新旧 東京メトロ 千代田線

営団地下鉄(現 東京メトロ)が、丸の内線と日比谷線の混雑緩和を図るために建設を着工したのが千代田線です。1960-70年代にかけて年6kmのペースで掘り進める計画でしたが、地元の協力を得られるのが難しく着工が2年遅れて1966年に、計画の変更やらなんやらで綾瀬ー代々木公園間が開通したのは1972年のことでありました。代々木公園ー代々木上原間の約1kmはその6年後に完成したのですが、相互直通運転を行うべく小田急との協議を行うはずが東京都も参加することなり複雑化・・・。小田急側の計画変更や用地取得の難航などあり、綾瀬ー代々木上原間約22kmの全線開通に12年を要しました。

1966年に開通したのは北千住ー大手町間の約10kmで、5000形3両編成が運行しました。綾瀬駅は既に新設されていましたが、国鉄常磐線の工事の関係で貸与したため北千住発着となっています。1971年に霞が関まで延伸し、常磐線との相互直通運転が開始され新車6000形が10両編成で運行されるようになりました。

霞が関ー代々木上原間は前述の通り、交渉が難航したり小田急線の増線や立体化工事の関係もあり時間が掛かりながらも1972年に全線開通となっています。ちなみに分岐線である綾瀬ー北綾瀬間は、営団(現メトロ)の綾瀬車両基地に通じる引き込み線が1971年に開通していますが、1979年に客扱いを開始しています。

東京地下 秘密路線説

地下鉄は文字通り地下を走行しますから、全景を見ることが少なく謎が多いように感じています。車両は乗車しますし新車が出れば記事になりますから分かりますが、駅施設や線形、路線の配置ってミステリアスなんですよね。実際に公表されていない地下路線があるとかないとか。政府が戦前に軍事的な思惑で建設した連絡線・専用線が多くあるというもの。確証があるわけではないのでウワサ程度の話です。

模型は各社より

3社相互乗り入れらしい華やかな屋根上

地元を走る千代田線は収集の対象としていますので、メトロ車も数本在籍しています。地下鉄だけれども走るのは地下だけじゃない路線が模型ではやりやすいですよね。千代田線はJRと同じく20m級車両なのも他車と合わせやすいのも良いです。東京メトロの車両デザインは近未来的な感じがしますが、先代のイメージも上手にセンスよく継承していて、各路線カラーをポップに印象付けているのも好感が持てます。

模型については、KATOが16000系の5次形をラインナップに追加してきました。千代田線の充実は個人的に嬉しいので、6000系のメトロ仕様もお願い致したいですね!

次は東西線を是非やって欲しいのですが如何でしょうか。

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地下区間を走る 東西線用 5000系

プラレールの地下トンネルを使っての撮影も久し振りです。
アングルを決めるのが難しいのですが、自然光が回ればいい画が撮れます。ヘッドライトや室内灯が壁や柱に反射する灯りもうまく使えたらいいと思いますね。言うのは簡単なんですが・・・試行錯誤しながら撮っています。そのあたり、KATOが撮影秘話的にどのように撮っているのか公開してくれていますね。まだ真似たことはないのですが参考にさせてもらっています。

千代田線のような比較的古めの路線と、最近開業した新しい路線とでは、地下トンネルの雰囲気が違いますよね。工法の違いなどの違いによるのでしょうか。そこまでを模型の情景として再現するのは難しいのですが、何処か雰囲気だけでも味わえるようにしてみたいです。

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. 南武蔵野線 より:

    物心ついた時から知っている千代田線。
    全通までそんなに掛かったなんて知りませんでした。
    住んでいたところからかなり離れた路線なので、乗車機会って片手に収まるくらいなのですが、昔から色んな車両が走ってて、乗ってよし!撮ってよし!模ってよし!な地下鉄乗ってですよね。
    私も小田急線の車両があるので、いつかは千代田線の車両にも手を出したいです。

    • 南武蔵野線さま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      3社相互乗り入れだけに時間が掛かったようです。
      特に小田急側が大変だったようですね。
      (複々線化はもう落ち着いたんでしたっけ?!)
      千代田線ぜひどうぞ!お待ちしております(笑)

  2. クモハ489-901 より:

    おはようございます。
    検査や車両基地公開などでしか見れない地下鉄車両、新車投入も地上から重機で搬入…。なのでしょうか?(笑)
    YouTubeなどで、「謎の分岐線その先は…。」と
    動画が公開されておりますが、地下とあって謎だらけですね。建設工事も大変だったのですね。
    ビルの基礎に当たってはダメですし、他の路線との交差部もあるでしょうし。
    地下鉄に乗って座りながら辺りを見回しますと、
    先頭と最後尾がグニョグニョ曲がったり上下したりすると、建設工事の大変さが解りますね。(笑)

    • クモハ489-901さま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      東京メトロの場合、綾瀬と新木場に工場がありますから
      千代田線・有楽町線を経由して各線に配備となるんだと思います。
      その各線への連絡線に興味があるんですよ!普段は通れませんからね(笑)

  3. 匿名 より:

    並べてみると、6000系の後継機らしさが感じられますよねぇ~。
    それ以上に6000系のカッコよさは色あせませんね!!あらためてこのデザインのカッコよさを再確認しましたよ。

    • ビスタ2世さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      6000系のデザインは地下鉄の代名詞と言えるかも。
      あの近未来的デザインが40年以上前のものとはスゴいことです。
      KATOのバリ展に期待してるんですけどね~