閑話小話 189 青森と秋田を結ぶ アクセス特急「つがる」

皆さま おはようございます

台風の状況は如何でしょうか?
逸れてくれたおかげでこちらは降ったり止んだり程度で済んで助かりました。鉄道の計画運休も主だったところは中止されたようで通勤に影響はありませんでした。しかし、太平洋沿岸部は注意が必要ですからお気を付けくださいね。

さて今回ですが、東北新幹線へのアクセス特急として活躍した特急「つがる」であります。盛岡・八戸・新青森と延伸した新幹線ですが、「つがる」都度行き先を変えて運行し続けました。

特急「つがる」

国鉄型とJR型「つがる」

2002年の東北新幹線八戸延伸に伴い新設された八戸ー青森・弘前を結んだ特急列車であります。
2010年に新幹線が新青森まで延伸したことにより、従来の特急「つがる」は廃止されました。しかし同時に羽越・奥羽特急「いなほ」「かもしか」の再編により、秋田ー青森を結ぶ特急として「つがる」が復活し現在に至っています。「つがる(津軽)」は青森県西部の地域名ですから、特急列車に相応しい名称かと思いますね。

車両は「はつかり」「スーパーはつかり」で使用された485系3000番台、E751系が減車されたものの引き続き運用されました。E751系は最高速度130km/hの快速を生かし、485系3000番台は最高120km/hですが「白鳥」運用がありましたので青函ATCを搭載しました。が、E751系には非搭載でした(ここが運命の分かれ道だったかもしれません)。2010年以降は485系は撤退、E751系は4両に減車されています。

模型はTOMIXとマイクロエースから

485系の重厚感がよく分かります

485系3000番台青森車はTOMIXのHG規格で「白鳥」として製品化されています。床下がライトグレーに塗られた姿が鮮烈ですね。「はつかり」仕様として黒台車のもありますのでお好みでどうぞ。製品自体はさすがTOMIXの485だけあって素晴らしい出来栄えです。取説通りにパーツを組み付け、室内灯は恐らくillumiを仕込んだかと思います。クロハの半室グリーン車はオレンジのマステで電球色っぽくなるよう調色しています。光量は落ちますが雰囲気は出ますからオススメです。

E751系はマイクロエースの「つがる」セットです。不人気アイテムだったのでしょうか・・・中古品でしたがかなり格安で入手しました。E653系が好きなので持っておきたいでしたから入線は嬉しかったですね。造形は色んな意味でさすがマイクロといったところ・・・前面スカート内がスカスカで何とかしたい気持ちで一杯になりました。更新された強化スカートに交換すべくボディ一体のスカートを切り落とし(汗)、GMのAssyパーツを取り付けました(オレンジへの塗装はぴょん鉄でお願いしました)。なかなか上手くいったかと思います。

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マイナー車かもしれませんが、白神山地に旅行した際に八戸から乗車した列車でしたので思い入れがありました。行きはE751系(しかもグリーン車)、帰りは485系でしたが快適でした。E751系の加速感が気持ち良かったのを今でも覚えています。何度か赤い機関車とすれ違い、青森駅で見たED79に感激しました。関東では見られない機関車ですからね。帰りに八戸で買ったスルメが美味しかった・・・(笑)

本題から逸れましたが、東北新幹線の新幹線の延伸に合わせて路線が変わった特急でありました。新幹線アクセス特急あるあるでしょうか。徐々に短くなる編成には悲しくなりますが、青森と秋田を結び新潟へ抜け新幹線へアクセスするための貴重な列車です。車両もまだ若いですし頑張って欲しいです!

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

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