閑話小話 79　まだ増備は続く E531系

皆さま　おはようございます

今週末はお休みいただきます。
いいお天気になりそうですね～。ちょっと気分転換も兼ねて子供用のデスクや寝具を買いに行きたいところです。100均にも行きたいし。長居はしないようにしないと。

さて今回は、常磐線で活躍中の近郊型E531系です。
まだまだ現役で活躍する車両ですが初期車はもう15年経ちますでしょうか。ぼちぼち機器更新かと思われますね。

E531系

常磐線の403/415系の置き換え及び、つくばエクスプレスに対抗し速度向上を目的に投入された型式であります。特につくばエクスプレスは、全線130km運転で160km対応区間(八潮以北)もあり常磐線利用客が流れる可能性を懸念しました。E501系でも対応できないことから、E531系の基本となったE231系は最高120kmでしたが130km運転が可能となるよう開発したと言われています。

そんなE531系ですが、2005年に落成し試運転開始、当初はグリーン車は組み込まれていませんでした。宇都宮・高崎線同様に運用途中から組み込んでいます。これまで常磐線にはグリーン車の設定がありませんでしたので、他路線での状況や評判が良かったことからダブルデッカーを組み込み、一定期間を普通車扱いとして周知を図っています。

常磐線で使用する基本10両編成26本と増結5両33本の他に、水戸線・東北本線向けの寒冷地仕様車が製造され3000番台を割り振られています。

模型はKATOから

常磐線仕様と上野東京ライン仕様の2種類が製品化されています。
しかしWebページには上野東京ライン仕様しかないみたいですね。床下機器が郡山出場色のライトグレーなのが上野東京ライン仕様なんですが、初期に発売されたのはダークグレーとなっています。実車はライトグレーで出場しても直ぐに汚れてダークグレーになってしまいますし、(混成？併結？とは言わないか･･･)床下色が変わった編成も見掛けますので混ぜるのも面白いです。

地元を往く車両ですので、製品化されて直ぐの初期ロットが在籍しています。
グリーン車なし、強化スカートなし、ローフランジ車輪採用な仕様となっていまして、覚えている方も居られるでしょうか？ローフランジ車輪が脱線しまくりで大変な思いをしました。KATO総本山に送りましたら、無償で動力車の車輪をノーマルフランジに交換してくれましたが、不安でしたので全車の車輪を交換してしまいました。そしてグリーン車2両セットを購入し組み込み、強化スカートはE231-500とE231-1000のAssyを購入しシルバー塗装して換装しています。あとは純正室内灯ですね。

上野東京ライン仕様は某オークションサイトで中古品を購入しましたが、サロと床下が浮いてしまいちょっとカッコ悪いのです。ボディ交換しようか迷うところです。

JR東日本 交直流車の標準型 お求めはコチラ

常磐線の全線復旧や、東北本線のデッドセクションが黒磯駅構内から駅北側に移動したことにより、E531系が運用される路線が拡大しました。地域限定な運用ですから新型を投入することもなく、10数年経った今でも増備されました。今後はE501系の置き換えもあるでしょうからしばらく安泰ですね。

青い帯は交直流車の証のように感じてましたが、これは415系の印象で今では交直流のと言うより常磐線のになりました。JR九州やJR西日本の交直流車の帯はコーポレートカラーかラインカラーですから、青帯は415系止まりとなりました。両社の置き換え運用がどうなるのかも気になるところです。

今回はこの辺で･･･
次回もお楽しみに～